講座詳細情報
申し込み締切日:2012-09-19 / 文学 / 学内講座コード:12220047
光源氏、内大臣になるー政治家としての出発 源氏物語を読み直す(6)ー歴史・文化史・文学史からー ー澪標巻・蓬生巻ー
- 開催日
- 9月27日(木)、10月 4日(木)、10月11日(木)、10月18日(木)、10月25日(木)、11月 8日(木)、11月15日(木)、11月22日(木)、11月29日(木)、12月 6日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
本校座では源氏物語を歴史・文化史・文学史の観点から読み直してみたいと思います。源氏物語の粗筋をたどりながら、名場面や重要な場面を選び、源氏物語がどのような歴史的文化史的背景を持っているのか、日本や中国の文学をどのように取り込んでいるのかを確認しつつ、源氏物語の作り上げた独自な物語世界への理解を深め、作品を丁寧に味読してみたいと思います。源氏物語の多面的な面白さを発見し堪能したいと思います。
今期は下記のように澪標巻を中心に読んでいきます。
【講義概要】
第1回 9月27日(木) 光源氏召還―朱雀帝と対面(明石巻)
第2回 10月 4日(木) 冷泉帝即位、光源氏内大臣になる(澪標巻)
第3回 10月11日(木) 明石姫君の誕生、乳母の派遣(澪標巻)
第4回 10月18日(木) 明石姫君、五十日の祝い(澪標巻)
第5回 10月25日(木) 光源氏、住吉参詣―明石君の嘆き(澪標巻)
第6回 11月 8日(木) 光源氏、六条御息所の病を見舞う(澪標巻)
第7回 11月15日(木) 六条御息所、死去―前斎宮の悲嘆(澪標巻)
第8回 11月22日(木) 末摘花の窮乏(蓬生巻)
第9回 11月29日(木) 末摘花と叔母の物語(蓬生巻)
第10回 12月 6日(木) 光源氏、末摘花と再会する(蓬生巻)
本校座では源氏物語を歴史・文化史・文学史の観点から読み直してみたいと思います。源氏物語の粗筋をたどりながら、名場面や重要な場面を選び、源氏物語がどのような歴史的文化史的背景を持っているのか、日本や中国の文学をどのように取り込んでいるのかを確認しつつ、源氏物語の作り上げた独自な物語世界への理解を深め、作品を丁寧に味読してみたいと思います。源氏物語の多面的な面白さを発見し堪能したいと思います。
今期は下記のように澪標巻を中心に読んでいきます。
【講義概要】
第1回 9月27日(木) 光源氏召還―朱雀帝と対面(明石巻)
第2回 10月 4日(木) 冷泉帝即位、光源氏内大臣になる(澪標巻)
第3回 10月11日(木) 明石姫君の誕生、乳母の派遣(澪標巻)
第4回 10月18日(木) 明石姫君、五十日の祝い(澪標巻)
第5回 10月25日(木) 光源氏、住吉参詣―明石君の嘆き(澪標巻)
第6回 11月 8日(木) 光源氏、六条御息所の病を見舞う(澪標巻)
第7回 11月15日(木) 六条御息所、死去―前斎宮の悲嘆(澪標巻)
第8回 11月22日(木) 末摘花の窮乏(蓬生巻)
第9回 11月29日(木) 末摘花と叔母の物語(蓬生巻)
第10回 12月 6日(木) 光源氏、末摘花と再会する(蓬生巻)
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 日向 一雅 |
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肩書き | 元明治大学文学部教授・明治大学研究・知財戦略機構客員研究員 |
プロフィール | 1942年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂(紫式部学術賞受賞)、『源氏物語の世界』岩波新書、『源氏物語-その生活と文化-』中央公論美術出版(連合駿台会学術賞)、『源氏物語 東アジア文化の受容から創造へ』笹間書院。編著『源氏物語の鑑賞と基礎知識 須磨』至文堂、『同 明石』、『同 澪標』『同 若菜下(後半)』。編著『源氏物語 重層する歴史の諸相』竹林舎。編著『源氏物語と平安京』『源氏物語と漢詩の世界』『源氏物語と仏教』『源氏物語と音楽』『源氏物語の礎』『源氏物語と唐代伝奇』以上、青簡舎。 |
名前 | 西野入 篤男 |
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肩書き | 明治大学兼任講師 |
プロフィール | 1980年生まれ。明治大学大学院博士後期課程修了。博士(文学)。 平安時代の文学作品と漢籍の関わり、及び、近・現代中国における日本古典文学作品の受容をテーマに、日本と中国の文化交流について研究している。主な論文として、「『白氏文集』から見た須磨巻の音楽ー諷諭詩・閑適詩における琴の特徴と差異」『源氏物語と音楽 文学・歴史・音楽の接点』青簡舎、2011年「『懐風藻』の〈琴〉ーその用例と表現の特徴をめぐってー」『アジア遊学』126号、勉誠出版、2009年「玉鬘の流離と『白氏文集』「傳戎人」ー光源氏と内大臣との狭間で漂う玉鬘の物語の仕組み」『源氏物語と漢詩の世界 『白氏文集』を中心に』青簡舎、2009年『平安朝文学作品における采女司・采女』『王朝文学と官職・位階』竹林舎、2008年 |