講座詳細情報
申し込み締切日:2012-09-17 / 文学 / 学内講座コード:12220044
芭蕉・蕪村・一茶
- 開催日
- 9月25日(火)、10月 9日(火)、10月23日(火)、11月 6日(火)、11月20日(火)、12月 4日(火)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
学ぶことの楽しさは、知ることの楽しさです。しかしながら知ることだけにとどまってはなりません。知ることを考えることに発展させることが大切です。考えるということは知ったことを生かすということです。もちろん自分の利害得失についてでありません。自己の人生の問題として疑い、問うということです。考えることによって、初めて私たちは学ぶことの真の楽しさを味わうことができるでしょう。そのような心構えで、いままで「芭蕉と生きる」、「芭蕉をたづねて」という標題で学んできましたが、本年度は視野をさらにひろげて、近世という歴史の流れの中に生きた三人の代表的な詩的個性の芸術(俳諧)と人生(自己)との関わりについて、学んでいきたいと思っています。
【特記事項】
【参考】今年度前期内容
第1講 旅人芭蕉(1)終りなき始まりー仏頂参禅と大巓の卦ー
第2講 旅人芭蕉(2)菰かぶりへの憧憬ー天命としての捨身無常ー
第3講 旅人芭蕉(3)救済とデカダンスー造化に帰ることの難しさー
第4講 旅人芭蕉(4)ふるさとと臍の緒ー己心をいやす風雅の真言ー
第5講 画人蕪村(1)坐して旅する心ー詩における虚構ー
第6講 画人蕪村(2) 絵と句との葛藤ー生を写すことの意義ー
【講義概要】
第1回 9月25日(火) 第7講
「画人蕪村(3)自然を失くした自然詠―詩心という名の教養―」
第2回 10月 9日(火) 第8講
「画人蕪村(4)俳体詩の発明―新しい詩の世界の創造―」
第3回 10月23日(火) 第9講
「俗人一茶(1)俗の純粋化―人生と芸術との相克―」
第4回 11月 6日(火) 第10講
「俗人一茶(2)俗の中の白蓮華―大衆の中の己心―」
第5回 11月20日(火) 第11講
「俗人一茶(3)悲しみと喜びとの交感―共苦の反抗の生涯―」
第6回 12月 4日(火) 第12講
「俗人一茶(4)芭蕉からの道―俳諧史の中の一茶―」
学ぶことの楽しさは、知ることの楽しさです。しかしながら知ることだけにとどまってはなりません。知ることを考えることに発展させることが大切です。考えるということは知ったことを生かすということです。もちろん自分の利害得失についてでありません。自己の人生の問題として疑い、問うということです。考えることによって、初めて私たちは学ぶことの真の楽しさを味わうことができるでしょう。そのような心構えで、いままで「芭蕉と生きる」、「芭蕉をたづねて」という標題で学んできましたが、本年度は視野をさらにひろげて、近世という歴史の流れの中に生きた三人の代表的な詩的個性の芸術(俳諧)と人生(自己)との関わりについて、学んでいきたいと思っています。
【特記事項】
【参考】今年度前期内容
第1講 旅人芭蕉(1)終りなき始まりー仏頂参禅と大巓の卦ー
第2講 旅人芭蕉(2)菰かぶりへの憧憬ー天命としての捨身無常ー
第3講 旅人芭蕉(3)救済とデカダンスー造化に帰ることの難しさー
第4講 旅人芭蕉(4)ふるさとと臍の緒ー己心をいやす風雅の真言ー
第5講 画人蕪村(1)坐して旅する心ー詩における虚構ー
第6講 画人蕪村(2) 絵と句との葛藤ー生を写すことの意義ー
【講義概要】
第1回 9月25日(火) 第7講
「画人蕪村(3)自然を失くした自然詠―詩心という名の教養―」
第2回 10月 9日(火) 第8講
「画人蕪村(4)俳体詩の発明―新しい詩の世界の創造―」
第3回 10月23日(火) 第9講
「俗人一茶(1)俗の純粋化―人生と芸術との相克―」
第4回 11月 6日(火) 第10講
「俗人一茶(2)俗の中の白蓮華―大衆の中の己心―」
第5回 11月20日(火) 第11講
「俗人一茶(3)悲しみと喜びとの交感―共苦の反抗の生涯―」
第6回 12月 4日(火) 第12講
「俗人一茶(4)芭蕉からの道―俳諧史の中の一茶―」
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 大野 順一 |
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肩書き | 詩人、日本文芸家協会会員 |
プロフィール | 筆名大野純。元明治大学文学部教授。専攻は平家物語、日本文芸思想史。主著『平家物語における死と運命』『死生観の誕生』『詩集幻化逍遥』『詩と死と実存−日本文芸思想史研究』(第5回茗水クラブ学術奨励賞受賞)『色好みの系譜−日本文芸思想史』『句集風吟帖』『わが内なる唐木順三』『芭蕉と生きる十二の章』ほか、編著・論文など多数。 |