検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2012-09-10 / 文学 / 学内講座コード:12220043

平家物語・その光と影(十六)

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月18日(火)、10月 2日(火)、10月16日(火)、10月30日(火)、11月13日(火)、11月27日(火)
講座回数
6回
時間
15:00~16:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
50
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

関連講座

講座詳細

【講座趣旨】
平家物語というとすぐに諸行無常という言葉が浮かんでくるかも知れませんが、必ずしも平家物語は諸行無常という思想や観念を述べた作品ではなく、まさしく眼前に展開された歴史的事実を物語った、すぐれて美しい叙事詩であるということが解ります。さらには21世紀に生きている私たちもまた、そうした諸行無常という現実の中に生きているということを改めて思い知らされます。平家物語を講じはじめて早や10数年になりますが、興味は尽きません。本年度は、決して華やかではありませんけれども忘れることのできない人物や事件をとりあげて、その見事な語り口とともに、平家物語の魅力を楽しみたいと思っております。

【特記事項】
【参考】今年度前期内容
第1講 武芸と歌道―勅撰歌人としての忠盛と忠度-
第2講 隠されたユーモア―西光法師と源三滝口競のこと―
第3講 忠節と変節―斎藤五、六と多田蔵人行綱の場合―
第4講 二つの生き方と世評―長谷部信連と六条大夫宗信―
第5講 歴史は作られるか―怪僧文覚と流人頼朝の出会い―
第6講 自己の死を死ねる幸福―愛すべき清盛―

【講義概要】
第1回 9月18日(火) 第7講
「宇治川の先陣と藤戸―佐々木高綱と盛綱の行実―」

第2回 10月 2日(火) 第8講
「暗愚は世を乱す囚―鼓判官と呼ばれた男―」

第3回 10月16日(火) 第9講
「尽きざる妄執のかなた―維盛の戦線離脱と入水―」

第4回 10月30日(火) 第10講
「母として、一門の後見として―二位の尼時子の生涯―」

第5回 11月13日(火) 第11講
「狐の狡智と獅子の威―政治家時忠の処世と戦略―」

第6回 11月27日(火) 第12講
「平家断絶―若君六代御前の造型―」

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 大野 順一
肩書き 詩人、日本文芸家協会会員
プロフィール 筆名大野純。元明治大学文学部教授。専攻は平家物語、日本文芸思想史。主著『平家物語における死と運命』『死生観の誕生』『詩集幻化逍遥』『詩と死と実存−日本文芸思想史研究』(第5回茗水クラブ学術奨励賞受賞)『色好みの系譜−日本文芸思想史』『句集風吟帖』『わが内なる唐木順三』『芭蕉と生きる十二の章』ほか、編著・論文など多数。
資料を請求する

関連講座

質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.