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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-09-25 / 文学 / 学内講座コード:12220035

和の空間ー庭ー午前クラス ーより一層の楽しみ方ー

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
10月 3日(水)、11月 7日(水)、12月 5日(水)、 1月 9日(水)、 2月 6日(水)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
35
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本庭園は何となく難しいと思われている方々が多いと思いますが、ちょっとした決まり事を知るだけで、今まで何気なく見ていた庭園が、より一層深遠な世界となって見えてきます。また実際に、自分で木を植えたり石を置いて作った庭園が、それらの簡単な法則を知って作るだけで、グッと引き締まった空間を設えることができます。その簡単な法則や見るポイント、コツなどを、様々な写真や図面などを例にお見せしながら解説してまいります。受講された方々が、日本庭園のエキスパートになれる講座です。

【特記事項】
最終の京都フィールドワークは第1月曜日(3月4日)とします。
【3/4(月)・京都フィールドワーク(自由参加)】
●詳細は講座の途中でご案内致します。
●フィールドワークに関わる交通費、宿泊費は別途実費。

【講義概要】
第1回 10月 3日(水) 借景と庭園の関わり
日本庭園は自己完結した空間だけを観賞するのではなく、庭園の外にある風景までも取り込んで作庭されています。それらを借景と言いますが、その扱い方によって庭園は様々な変化をします。そんな借景と庭園の関わりについて言及してみたいと思います。

第2回 11月 7日(水) フィールドワーク
今回取り上げる庭園は、両国にある「旧安田庭園」にまいります。旧浜離宮恩賜庭園や旧芝離宮離宮恩賜庭園などと共に汐入式の大名庭園です。大名庭園の特徴や汐入式庭園の面白さなど、江戸の各庭園などと比較しながら、現地でご説明したいと思います。

第3回 12月 5日(水) 日本の県木
日本の都道府県には、それぞれ県木が定められています。樹木はその土地を表すと言ってもよいぐらい、地域性が現れていると言ってよいでしょう。そんな県木と、その地域の庭園に使われている樹木などを見つめてみたいと思います。

第4回 1月 9日(水) 特別名勝と名勝庭園のこと(5)
全国にある特別名勝・名勝指定された庭園を取り上げて、各地の指定庭園を順次ご紹介しながら、その美と魅力に迫ってまいります。

第5回 2月 6日(水) 千利休のこと
桃山時代に活躍し、茶室、露地の両面においても大変革を成し遂げた大茶人である千利休を取り上げます。現存している利休設計の茶席や、その流れを組む三千家の露地などを取り上げながら、利休の庭園や建築に対する美学に迫ってみたいと思います。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 重森 千
肩書き 作庭家・京都工芸繊維大学非常勤講師・広島市立大学非常勤講師・西北農林科学大学高級講師
プロフィール 重森三玲、完途と、三代に渡って日本庭園の作庭及び古庭園の実測調査、修復などをおこなっている。それらの豊富な資料と、実際の庭園つくりの両面から、フィールドワークを重視した日本庭園を考察している。そしてその経験やデータを駆使して、より多くの方々にわかりやすく日本庭園の魅力を伝える活動をおこなっている。
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