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講座詳細情報

申し込み締切日:2012-10-28 / 文学 / 学内講座コード:12220034

作庭家と行く・庭巡りの旅 ―岡山の庭園を巡る―

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
11月 5日(月)、11月29日(木)、11月30日(金)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
3,000円
受講料
48,000円
定員
25
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
日本庭園は、大和地方に大陸から庭園文化が伝わってスタートしました。その後、長期に渡って京都を中心にして、日本の庭園文化は発展していきました。それは日本全土に広がり、伝わった地方によって、その土地の気候風土や文化に即した形で、更なる発展が成されました。この講座では、各地の日本庭園がどのような形で発展したのかを、教室での解説と現地講座の二面性から紐解いてまいります。

【特記事項】
現地集合・解散とし、1泊3食、現地交通費、入館料を含みます。(時間等詳細は講義の中でご案内いたします。)

【講義概要】
第1回 11月 5日(月)
今回は庭園の原初形態となった磐座、江戸期の庭園、そして現代の作庭家として活躍した重森三玲の足跡と、時代を追って庭園空間を堪能してみたいと思います。磐座は、倉敷にある阿知神社、盾築神社と見てまいります。各々全く性格の異なる磐座で、庭園における石組の始まりといってよい形態です。また江戸期の庭園としては、曹源寺庭園、岡山後楽園庭園、頼久寺を訪ねます。また重森三玲の足跡は、彼の生まれ育った賀陽町吉川を訪ね、彼の処女作から晩年の作品に至るまで訪ねてまいります。特に庭園と建築の処女作が一挙に見られるのは、ここ吉川だけです。また第三作目の昭和初期の作品、戦後間もない作品は、いずれも個人の住宅庭園です。そして晩年の作品である友琳の庭に至るまで、三玲の作品を一つの地域で凝縮して見られる所はここだけです。このように庭園の始まりから現代に至るまで、今回の庭巡りの旅では、幅広く日本庭園を見つめてみたいと思います。

第2回 11月29日(木) フィールドワーク
一日目:
岡山駅集合→阿知神社磐座→盾築神社磐座→曹源寺庭園→後楽園庭園

第3回 11月30日(金) フィールドワーク
二日目:
重森三玲生家跡庭園→天籟庵茶室及び露地、重森三玲記念館、吉川八幡宮社殿→西谷邸→小倉邸→友琳の庭→頼久寺

備考

【教材】
レジュメ配布

講師陣

名前 重森 千
肩書き 作庭家・京都工芸繊維大学非常勤講師・広島市立大学非常勤講師・西北農林科学大学高級講師
プロフィール 重森三玲、完途と、三代に渡って日本庭園の作庭及び古庭園の実測調査、修復などをおこなっている。それらの豊富な資料と、実際の庭園つくりの両面から、フィールドワークを重視した日本庭園を考察している。そしてその経験やデータを駆使して、より多くの方々にわかりやすく日本庭園の魅力を伝える活動をおこなっている。
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