講座詳細情報
申し込み締切日:2012-04-05 / 文学 / 学内講座コード:12120055
『伊勢物語』を楽しむ ―神の斎垣も越えぬべし―
- 開催日
- 4月13日(金)、 4月27日(金)、 5月11日(金)、 5月25日(金)、 6月 8日(金)、 6月22日(金)、 7月 6日(金)、 7月20日(金)、 8月 3日(金)、 8月24日(金)、 9月 7日(金)、 9月21日(金)
- 講座回数
- 12回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 25,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
平安時代の歌物語として有名な『伊勢物語』は、「みやび」の文学として古くから愛されてきました。業平を思わせる「男」の一代記のような形をとりながらも、一つ一つの章段はそれぞれ独立性をもち、極めて完成度の高い文章をもって語られています。
この講座では、その各章段を丁寧に読み解きながら、表現の機微を味わい、文章の魅力を楽しみたいと思います。古典をゆっくり、じっくり読んでみたいと思っている方にお勧めします。なお、一回一回読み切りの形をとりますので、『伊勢物語』を初めて読む方も気軽にご参加ください。
【講義概要】
第1回 4月13日(金)
『伊勢物語』を読むために
第2回 4月27日(金)
「櫂のしづくか」(59段)・「そめ河」(61段)
第3回 5月11日(金)
「こけるからとも」(62段)
第4回 5月25日(金)
「玉すだれ」(64段)・「うみわたる舟」(66段)
第5回 6月 8日(金)
「花のはやし」(67段)・「住吉の浜」(68段)
第6回 6月22日(金)
「みるめ刈るかた」(70段)・「神の斎垣も」(71段)
第7回 7月 6日(金)
「大淀の松」(72段)~「かさなる山」(74段)
第8回 7月20日(金)
「ましてつれなく」(75段)
第9回 8月 3日(金)
「神代のこと」(76段)・「盛大な法事」(77段)
第10回 8月24日(金)
「苔の蒔絵」(78段)
第11回 9月 7日(金)
「氏の中の親王」(79段)・「春はいくかも」(80段)
第12回 9月21日(金)
「河原院の塩釜」(81段)
平安時代の歌物語として有名な『伊勢物語』は、「みやび」の文学として古くから愛されてきました。業平を思わせる「男」の一代記のような形をとりながらも、一つ一つの章段はそれぞれ独立性をもち、極めて完成度の高い文章をもって語られています。
この講座では、その各章段を丁寧に読み解きながら、表現の機微を味わい、文章の魅力を楽しみたいと思います。古典をゆっくり、じっくり読んでみたいと思っている方にお勧めします。なお、一回一回読み切りの形をとりますので、『伊勢物語』を初めて読む方も気軽にご参加ください。
【講義概要】
第1回 4月13日(金)
『伊勢物語』を読むために
第2回 4月27日(金)
「櫂のしづくか」(59段)・「そめ河」(61段)
第3回 5月11日(金)
「こけるからとも」(62段)
第4回 5月25日(金)
「玉すだれ」(64段)・「うみわたる舟」(66段)
第5回 6月 8日(金)
「花のはやし」(67段)・「住吉の浜」(68段)
第6回 6月22日(金)
「みるめ刈るかた」(70段)・「神の斎垣も」(71段)
第7回 7月 6日(金)
「大淀の松」(72段)~「かさなる山」(74段)
第8回 7月20日(金)
「ましてつれなく」(75段)
第9回 8月 3日(金)
「神代のこと」(76段)・「盛大な法事」(77段)
第10回 8月24日(金)
「苔の蒔絵」(78段)
第11回 9月 7日(金)
「氏の中の親王」(79段)・「春はいくかも」(80段)
第12回 9月21日(金)
「河原院の塩釜」(81段)
備考
【教材】
テキストは初回にご案内します。
テキストは初回にご案内します。
講師陣
名前 | 山口 佳紀 |
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肩書き | 聖心女子大学名誉教授 |
プロフィール | 1940年千葉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士。専攻は日本語史研究。古代日本語の文法、文体、語彙などの研究を進めるかたわら、『古事記』『万葉集』『古今集』『伊勢物語』などの注釈的研究や表現分析に取り組んでいる。著書に『古代日本語文法の成立の研究』(有精堂出版、1985年、新村出賞受賞)、『古事記の表現と解釈』(風間書房、2005年)、『万葉集字余りの研究』(塙書房、2008年)、『古代日本語史論究』(風間書房、2011年)など。 |