講座詳細情報
申し込み締切日:2012-04-11 / 文学 / 学内講座コード:12120048
光源氏の流謫の物語―須磨・明石巻― 源氏物語を読み直す(5)―歴史・文化史・文学史から―
- 開催日
- 4月19日(木)、 4月26日(木)、 5月10日(木)、 5月17日(木)、 5月24日(木)、 5月31日(木)、 6月 7日(木)、 6月14日(木)、 6月21日(木)、 6月28日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
歴史・文化史・文学史の観点から、源氏物語を読み直してみたいと思います。本講座では源氏物語の粗筋を追いながら、名場面や重要な場面を選んで、源氏物語がどのような歴史的文化史的背景を持っているか、日本や中国の文学史をどのように取り入れているかを確認しつつ、源氏物語の作り上げた独自な物語世界への理解を深め、作品を丁寧に味読したいと思います。源氏物語の多面的な面白さを発見したいと思います。
【講義概要】
第1回 4月19日(木) 光源氏、紫の上、花散里との別れを惜しむ(須磨巻)
第2回 4月26日(木) 光源氏、朧月夜、藤壺に別れを告げ、桐壺院の御陵に参拝する(須磨巻)
第3回 5月10日(木) 須磨の暮らし(1)―夏―(須磨巻)
第4回 5月17日(木) 須磨の暮らし(2)―秋・冬―(須磨巻)
第5回 5月24日(木) 須磨の暮らし(3)―春―(須磨巻)
第6回 5月31日(木) 須磨の嵐―桐壺院、光源氏の夢枕に立つー(明石巻)
第7回 6月 7日(木) 明石入道、光源氏を浜の館に迎える(明石巻)
第8回 6月14日(木) 明石入道、光源氏と音楽を談じ、娘のことを語る(明石巻)
第9回 6月21日(木) 光源氏、明石の君と結婚するー唐代伝奇『鶯鶯伝』の影響―(明石巻)
第10回 6月28日(木) 光源氏に召還の宣旨が下るー明石の君との別れー(明石巻)
歴史・文化史・文学史の観点から、源氏物語を読み直してみたいと思います。本講座では源氏物語の粗筋を追いながら、名場面や重要な場面を選んで、源氏物語がどのような歴史的文化史的背景を持っているか、日本や中国の文学史をどのように取り入れているかを確認しつつ、源氏物語の作り上げた独自な物語世界への理解を深め、作品を丁寧に味読したいと思います。源氏物語の多面的な面白さを発見したいと思います。
【講義概要】
第1回 4月19日(木) 光源氏、紫の上、花散里との別れを惜しむ(須磨巻)
第2回 4月26日(木) 光源氏、朧月夜、藤壺に別れを告げ、桐壺院の御陵に参拝する(須磨巻)
第3回 5月10日(木) 須磨の暮らし(1)―夏―(須磨巻)
第4回 5月17日(木) 須磨の暮らし(2)―秋・冬―(須磨巻)
第5回 5月24日(木) 須磨の暮らし(3)―春―(須磨巻)
第6回 5月31日(木) 須磨の嵐―桐壺院、光源氏の夢枕に立つー(明石巻)
第7回 6月 7日(木) 明石入道、光源氏を浜の館に迎える(明石巻)
第8回 6月14日(木) 明石入道、光源氏と音楽を談じ、娘のことを語る(明石巻)
第9回 6月21日(木) 光源氏、明石の君と結婚するー唐代伝奇『鶯鶯伝』の影響―(明石巻)
第10回 6月28日(木) 光源氏に召還の宣旨が下るー明石の君との別れー(明石巻)
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 日向 一雅 |
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肩書き | 明治大学文学部教授 |
プロフィール | 1942年山梨県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂(紫式部学術賞受賞)、『源氏物語の世界』岩波新書、『源氏物語-その生活と文化-』中央公論美術出版。編著『源氏物語の鑑賞と基礎知識 須磨』至文堂、『同 明石』、『同 澪標』『同 若菜下(後半)』。編著『源氏物語 重層する歴史の諸相』竹林舎。編著『源氏物語と平安京』『源氏物語と漢詩の世界』『源氏物語と仏教』『源氏物語と音楽』以上、青簡舎。 |
名前 | 袴田 光康 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 1964年仙台市生まれ。明治大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。著作に『源氏物語の史的回路―皇統回帰の物語と宇多天皇の時代―』(2009年・おうふう)ほか論文多数。仏教説話、『白氏文集』の受容、東国の文学など、幅広く平安文学を研究している。 |