講座詳細情報
申し込み締切日:2012-04-19 / 文学 / 学内講座コード:12120045
万葉集の世界 ―巻六を読む―
- 開催日
- 4月27日(金)、 5月18日(金)、 6月 8日(金)、 6月29日(金)、 7月13日(金)
- 講座回数
- 5回
- 時間
- 17:00~18:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 10,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
今年度は万葉集の巻六を読みます。この巻は巻五とともに天平の歌をおさめる雑歌集で、巻五が筑紫歌壇の歌を中心としていたのに対し、奈良宮廷を舞台として詠まれた歌を中心としています。作歌年代やその性格から考えて巻一の続編ともいわれるこの巻は、養老七年(723)から天平十六年(744)までの二十二年間の歌を年代順に並べており、公的記録としての一面もあります。
また、この巻で中心となる歌人は、万葉第三期を代表する笠金村、車持千年、山部赤人です。彼らによって自然を客観化した叙景歌が詠まれ、新しい宮廷賛歌が作り上げられました。ときに「山柿の門」と赤人と並び称された柿本人麻呂の歌と比較しながら、万葉第三期の歌人たちの美意識や世界観について考えてみたいと思います。
【特記事項】
●後期講座開催予定(※後期募集となります。詳細は後期パンフレットをご覧ください。)
【1回】9/28(金)・1旅人帰京歌群
【2回】10/19(金)・2坂上郎女と月の歌群
【3回】11/9(金)・3官人たちの宴歌(2)
【4回】11/30(金)・4天平十二年の聖武天皇
【5回】12/14(金)・5久邇京の歌
【講義概要】
第1回 4月27日(金) 1金村と吉野賛歌
第2回 5月18日(金) 2赤人と宮廷賛歌
第3回 6月 8日(金) 3赤人の旅歌
第4回 6月29日(金) 4千年の行幸従駕歌
第5回 7月13日(金) 5官人たちの宴歌(1)
今年度は万葉集の巻六を読みます。この巻は巻五とともに天平の歌をおさめる雑歌集で、巻五が筑紫歌壇の歌を中心としていたのに対し、奈良宮廷を舞台として詠まれた歌を中心としています。作歌年代やその性格から考えて巻一の続編ともいわれるこの巻は、養老七年(723)から天平十六年(744)までの二十二年間の歌を年代順に並べており、公的記録としての一面もあります。
また、この巻で中心となる歌人は、万葉第三期を代表する笠金村、車持千年、山部赤人です。彼らによって自然を客観化した叙景歌が詠まれ、新しい宮廷賛歌が作り上げられました。ときに「山柿の門」と赤人と並び称された柿本人麻呂の歌と比較しながら、万葉第三期の歌人たちの美意識や世界観について考えてみたいと思います。
【特記事項】
●後期講座開催予定(※後期募集となります。詳細は後期パンフレットをご覧ください。)
【1回】9/28(金)・1旅人帰京歌群
【2回】10/19(金)・2坂上郎女と月の歌群
【3回】11/9(金)・3官人たちの宴歌(2)
【4回】11/30(金)・4天平十二年の聖武天皇
【5回】12/14(金)・5久邇京の歌
【講義概要】
第1回 4月27日(金) 1金村と吉野賛歌
第2回 5月18日(金) 2赤人と宮廷賛歌
第3回 6月 8日(金) 3赤人の旅歌
第4回 6月29日(金) 4千年の行幸従駕歌
第5回 7月13日(金) 5官人たちの宴歌(1)
★詳細・お申込みはコチラ>>[明治大学リバティアカデミーのページへ]
備考
【教材】
●レジュメ資料
●参考文献 『万葉集―全訳注原文付(一)~(四)』(中西進著、講談社文庫)
●レジュメ資料
●参考文献 『万葉集―全訳注原文付(一)~(四)』(中西進著、講談社文庫)
講師陣
名前 | 堂野前 彰子 |
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肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 明治大学大学院修了。博士(文学)。専攻は日本古代文学。記紀万葉、風土記における「性」及び「交易」についての研究を行う一方、琉球研究の一環として『遺老説伝』の注釈作業に携わる。主な論文に、「神話としての『一夜孕み』」、「移動する人と神」、「歌語としての『奥妻』-越中の家持―」、「『遺老説伝』と貨幣」などがある。 |