大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
知的財産管理技能検定は、2008年にスタートした、知的財産に関する新しい国家資格です。国家資格である技能検定のうち「知的財産管理」職種である検定で、合格者は「知的財産管理技能士」となります。学生のみなさんにとっては、就職・キャリアアップに利用することができるとともに、日常生活に役立つ知的財産の知識が身につきます。本講座では、11月13日(日)に実施される試験の一発合格を目指し、出題傾向を分析して知識整理を行い、実際の問題を解きながら、最初のステップとしての3級合格を目指します。

※11月試験の受験申請受付期間は、郵送が9月27日まで、WEBが10月6日までですのでご注意ください。
(お問合せ先:知的財産教育協会 http://www.kentei-info-ip-edu.org/)

【特記事項】
※申込締切日:2011年9月29日(木)
締切後にお申し込みを希望される場合は、電話にてお問い合わせください。
※講義の途中に、適宜休憩が入る場合があります。
※教材費は受講料に含まれています。

※知的財産管理技能検定の概要
等級区分:1級・2級・3級
実施予定:3月、7月、11月の日曜日
技能検定試験の合格に必要な技能およびこれに関する知識の程度:
3級 知的財産管理(管理業務)の職種における初級の技能者が通常有すべき技能およびこれに関する知識の程度を基準とする。
2級 知的財産管理(管理技能)の職種における中級の技能者が通常有すべき技能およびこれに関する知識の程度を基準とする。
試験形式:
3級学科試験 マークシート3者択一 30問(45分) 合格基準 正答率70%
3級実技試験 記述方式 30問(45分) 合格基準 正答率70%
2級学科試験 マークシート4者択一 40問(60分) 合格基準 正答率80%
2級実技試験 記述方式 40問(60分) 合格基準 正答率80%
受験資格:
3級試験には特に受験資格は設けられていません。2級試験以上は、2年以内に3級試験に合格した者、または知的財産業務の実技経験を2年以上有する者等であることが必要です。複数の級を同時に受験することはできません。

【講義概要】
第1回 10月 7日(金) 全体構造・著作権法1
知的財産法の全体像・コンテンツの保護法制

第2回 10月11日(火) 著作権法2
著作者の権利・契約の基礎

第3回 10月14日(金) 特許法1
技術の保護法制・職務発明

第4回 10月18日(火) 特許法2
出願手続・外国特許権利化・実用新案法

第5回 10月21日(金) 特許法3
特許権の行使・種苗法

第6回 10月25日(火) 商標法1
ブランドの保護法制・デザインの保護法制

第7回 10月28日(金) 商標法2
商標権や意匠権の内容・不正競争防止法による保護

第8回 11月 4日(金) 総合
知的財産権侵害の判定・知的財産訴訟・関連法規など

第9回 11月 8日(火) 模擬試験
本試験を想定した模擬試験

【ガイダンス・デモレッスン】
9月24日(土) 13:00～14:00
9月27日(火) 18:30～19:30

※ガイダンスはどなたでも参加できます(無料・予約不要)
※会場は、駿河台キャンパスアカデミーコモン11階

【教材】
GSN編著「改訂版 知的財産管理技能検定2級・3級対策完全合格テキスト&問題集」
日本能率協会マネジメントセンター

名前	今村 哲也　氏
肩書き	明治大学情報コミュニケーション学部准教授
プロフィール	講座コーディネータ。 早稲田大学法学部卒業。早稲田大学大学院法学研究科を経て、現職。専攻は知的財産法。著作として、「欧米の著作権保護期間延長論議にみる理論的初層」(高林龍編)「知的財産法制の再構築」(日本評論社)ほか。

名前	金子 敏哉　氏
肩書き	明治大学法学部専任講師
プロフィール	東京大学法学部卒業、大学院法学政治学研究科修了(博士(法学))の後、現職。専攻は知的財産法。著作として、「特許権の侵害者に対する独占的通常実施権者の損害賠償請求権」知的財産法政策学研究ほか。

名前	荒木 佳幸　氏
肩書き	弁理士(松岡国際特許事務所) アイピーシー講師
プロフィール	メーカーでの開発・設計職を経て知的財産部に異動。知的財産部勤務中に弁理士試験及び知的財産検定1級に合格。現在、特許事務所に勤務し、電子・情報系を中心とした国内、外国特許の権利化業務に従事している。