講座詳細情報
申し込み締切日:2011-09-30 / 文学 / 学内講座コード:11220041
『伊勢物語』を楽しむ
- 開催日
- 10月 7日(金)~12月 9日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 20,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
平安時代の歌物語として有名な『伊勢物語』は、「みやび」の文学として古くから愛されてきました。業平を思わせる「男」の一代記のような形をとりながらも、一つ一つの章段はそれぞれ独立性をもち、極めて完成度の高い文章をもって語られています。
この講座では、その各章段を丁寧に読み解きながら、表現の機微を味わい、文章の魅力に迫ってみたいと思います。古典をゆっくり、じっくり読んでみたいと思っている方にお勧めします。なお、一回一回読み切りの形をとりますので、『伊勢物語』を初めて読む方も気軽にご参加ください。
【講義概要】
第1回 10月 7日(金) 『伊勢物語』を読むために
第2回 10月14日(金) 「もの疑はしさに」(42段)・「裳のはなむけ」(44段)
第3回 10月21日(金) 「ゆく螢」(45段)
第4回 10月28日(金) 「うるはしき友」(46段)・「引く手あまた」(47段)
第5回 11月 4日(金) 「待つ苦しさ」(48段)・「うら若み」(49段)
第6回 11月11日(金) 「菊植ゑけるに」(51段)~「逢ひがたき女」(53段)
第7回 11月18日(金) 「つれなかりける女」(54段)~「われから」(57段)
第8回 11月25日(金) 「田を刈る女たち」(58段)
第9回 12月 2日(金) 「櫂のしづくか」(59段)・「そめ河」(61段)
第10回 12月 9日(金) 「こけるからとも」(62段)
平安時代の歌物語として有名な『伊勢物語』は、「みやび」の文学として古くから愛されてきました。業平を思わせる「男」の一代記のような形をとりながらも、一つ一つの章段はそれぞれ独立性をもち、極めて完成度の高い文章をもって語られています。
この講座では、その各章段を丁寧に読み解きながら、表現の機微を味わい、文章の魅力に迫ってみたいと思います。古典をゆっくり、じっくり読んでみたいと思っている方にお勧めします。なお、一回一回読み切りの形をとりますので、『伊勢物語』を初めて読む方も気軽にご参加ください。
【講義概要】
第1回 10月 7日(金) 『伊勢物語』を読むために
第2回 10月14日(金) 「もの疑はしさに」(42段)・「裳のはなむけ」(44段)
第3回 10月21日(金) 「ゆく螢」(45段)
第4回 10月28日(金) 「うるはしき友」(46段)・「引く手あまた」(47段)
第5回 11月 4日(金) 「待つ苦しさ」(48段)・「うら若み」(49段)
第6回 11月11日(金) 「菊植ゑけるに」(51段)~「逢ひがたき女」(53段)
第7回 11月18日(金) 「つれなかりける女」(54段)~「われから」(57段)
第8回 11月25日(金) 「田を刈る女たち」(58段)
第9回 12月 2日(金) 「櫂のしづくか」(59段)・「そめ河」(61段)
第10回 12月 9日(金) 「こけるからとも」(62段)
備考
【教材】
テキストは初回にご案内します。
テキストは初回にご案内します。
講師陣
名前 | 山口 佳紀 |
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肩書き | 聖心女子大学名誉教授 |
プロフィール | 1940年千葉県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士。専攻は日本語史研究。古代日本語の文法、文体、語彙などの研究を進めるかたわら、『古事記』『万葉集』『古今集』『伊勢物語』などの注釈的研究や表現分析に取り組んでいる。著書に『古代日本語文法の成立の研究』(有精堂出版、1985年、新村出賞受賞)、『古代日本文体史論考』(有精堂出版、1993年)、『古事記の表現と解釈』(風間書房、2005年)、『万葉集字余りの研究』(塙書房、2008年)など。 |