講座詳細情報
申し込み締切日:2011-09-22 / 文学 / 学内講座コード:11220040
光源氏、不遇の時代を迎えるー葵巻から須磨巻までー 源氏物語を読みなおす(4)ー歴史・文化史・文学史からー
- 開催日
- 9月29日(木)~12月 8日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 14:00~15:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 23,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
関連講座
講座詳細
【講座趣旨】
歴史・文化史・文学史の視点から、源氏物語を読み直してみたいと思います。本講座では物語の粗筋を追いながら、名場面や重要な場面を選んで、源氏物語がどのような歴史的文化史的背景を持っているか、日本や中国の文学史をどのように取り入れているか、その上でいかに独自な物語世界を作り上げたか、そうした観点から源氏物語への理解を深めたいと思います。
【講義概要】
第1回 9月29日(木) 葵の上の死と葬送(葵巻)
第2回 10月 6日(木) 光源氏と左大臣家の人々の哀傷(葵巻)
第3回 10月13日(木) 光源氏、紫の上と結婚(葵巻)
第4回 10月20日(木) 光源氏、野宮の六条御息所を訪う(賢木巻)
第5回 10月27日(木) 六条御息所、斎宮とともに伊勢に下る(賢木巻)
第6回 11月10日(木) 桐壺院の死―光源氏、雲林院に籠もる(賢木巻)
第7回 11月17日(木) 桐壺院の一周忌と藤壺の出家(賢木巻)
第8回 11月24日(木) 光源氏、三位中将と文事に憂さを慰める(賢木巻)
第9回 12月 1日(木) 光源氏、花散里を訪う(花散里巻)
第10回 12月 8日(木) 光源氏、須磨への退去を決意する(須磨巻)
歴史・文化史・文学史の視点から、源氏物語を読み直してみたいと思います。本講座では物語の粗筋を追いながら、名場面や重要な場面を選んで、源氏物語がどのような歴史的文化史的背景を持っているか、日本や中国の文学史をどのように取り入れているか、その上でいかに独自な物語世界を作り上げたか、そうした観点から源氏物語への理解を深めたいと思います。
【講義概要】
第1回 9月29日(木) 葵の上の死と葬送(葵巻)
第2回 10月 6日(木) 光源氏と左大臣家の人々の哀傷(葵巻)
第3回 10月13日(木) 光源氏、紫の上と結婚(葵巻)
第4回 10月20日(木) 光源氏、野宮の六条御息所を訪う(賢木巻)
第5回 10月27日(木) 六条御息所、斎宮とともに伊勢に下る(賢木巻)
第6回 11月10日(木) 桐壺院の死―光源氏、雲林院に籠もる(賢木巻)
第7回 11月17日(木) 桐壺院の一周忌と藤壺の出家(賢木巻)
第8回 11月24日(木) 光源氏、三位中将と文事に憂さを慰める(賢木巻)
第9回 12月 1日(木) 光源氏、花散里を訪う(花散里巻)
第10回 12月 8日(木) 光源氏、須磨への退去を決意する(須磨巻)
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 日向 一雅 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部教授(平安文学専攻) |
プロフィール | 1942年山梨県生まれ。1972年東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。博士(文学)。聖心女子大学教授を経て、1992年より現職。著書『源氏物語の準拠と話型』至文堂(2000年、紫式部学術賞受賞)、『源氏物語の世界』岩波新書、『源氏物語-その生活と文化-』中央公論美術出版。編著『源氏物語の鑑賞と基礎知識 須磨』至文堂、『同 明石』、『同 澪標』『同 若菜下(後半)』。編著『源氏物語 重層する歴史の諸相』竹林舎。編著『源氏物語と平安京』『源氏物語と漢詩の世界』『源氏物語と仏教』『源氏物語と音楽』以上、青簡舎。編著『神話・宗教・巫俗』風響社。 |
名前 | 袴田 光康 |
---|---|
肩書き | 明治大学文学部兼任講師 |
プロフィール | 1964年仙台市生まれ。明治大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。著作に『源氏物語の史的回路―皇統回帰の物語と宇多天皇の時代―』(2009年・おうふう)ほか論文多数。仏教説話、『白氏文集』の受容、東国の文学など、幅広く平安文学を研究している。 |