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講座詳細情報

申し込み締切日:2011-10-29 / その他趣味 / 学内講座コード:11220034

陶器アカデミー 「土器、陶器から最先端セラミックスまでを体験する」

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
11月 5日(土)、11月12日(土)、11月19日(土)、11月26日(土)、12月 3日(土)
講座回数
5回
時間
14:00~15:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
15,000円
定員
18
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座趣旨】
近年の陶芸ブームの影響もあり、多くの方が陶器に興味を持っていることと思われます。本講座では実際に各自が粘土に触れて作品を制作しますが、「陶器」を芸術品としてのみではなく、原点である土器まで遡り歴史的背景や科学的背景を織り交ぜながら理解できるように、本学の専門家による講義科目も配置しました。本講座を通じて土器に始まったセラミックス合成技術が、現代のパソコンや携帯電話・電気自動車などに使われている最先端セラミックス材料として、どのように役立っているかまで理解していただくことができると思います。

【特記事項】
※初回受付は生田キャンパスA館401教室までお越し下さい。
明治大学生田キャンパスマップは以下のアドレスよりご確認下さい。
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/ikuta/campus.html

第2回・第3回は14:00~16:00の講義となります。
第2回・第3回・第4回の教室は第2校舎6号館基礎化学実験室です(予定)。

※講座の中で希望者には、各自の制作した陶器を料亭「花ぶさ」に持ち込み、プロの料理人に料理を盛りつけてもらい楽しむ懇親会を用意しております。会費は実費で料理代3500円程度(飲み物代別)を予定しています。

【講義概要】
第1回 11月 5日(土) 日本の陶磁器文化
中国等の影響を強くうけながら茶道の流行を背景に独自の進化を遂げ、世界に類がない文化を形成してきた日本の陶磁器文化を概観すると共に、陶土や陶石の硬化、釉薬の発色などの現象を、若干の実習を含め学習する。

第2回 11月12日(土) 粘土とは?
プロの陶芸家による指導を受けながら一人あたり皿を2枚つくり、その後粘土などについての講義を行う。

第3回 11月19日(土) 釉薬とは?
プロの陶芸家による指導を受けながら素焼の皿2枚に釉薬を掛けて、その後釉薬のテストピースなどを見ながらの講義を行う。

第4回 11月26日(土) 陶芸とは?
担当講師の制作した作品を見ながら、食器や茶道具、前衛陶磁器などについての講義を行う。

第5回 12月 3日(土) セラミックスとは?
陶器は「耐環境性」という性質を応用している。半導体が出現し「耐環境性」ではなく、真逆の性質である「環境反応性」が利用されるようになった。陶器から環境に優しいハイテク材料までを科学的視点から講義する。

講師陣

名前 渡辺 友亮
肩書き 明治大学理工学部准教授
プロフィール 応用セラミックス研究所・助手を経て現職。専門は無機材料化学。次世代のエネルギー問題を解決すべく、主に太陽光を利用した水素発生光触媒や低消費電力LED照明用窒化物蛍光体および希少金属を使わないリチウムイオン電池用電極材料の開発に注力している。またそれらの材料そのものを環境に優しい方法で創り出すために液相を使った「低環境負荷材料作製プロセス」の開発研究にも力を入れている。
名前 中村 利廣
肩書き 明治大学理工学部教授
プロフィール 専門は、分析化学、特にX線文責・原始スペクトル分析・環境分析、など。趣味は、能(謡と仕舞)、鉱物収集、時代小説
名前 長峯 志紀
肩書き 陶芸家「弦工房」主宰
プロフィール オーソドックスな食器から、伝統的な茶陶、前衛陶磁器まで幅広く制作しています。食器は白磁や染付・上絵付など磁器を中心に、茶陶は志野焼や楽焼などの陶器を中心にしています。前衛陶磁器では、砂や石の粉など調合前の陶芸材料から、加工する前の石などを使い、食器や茶陶と同じ窯で一般的な焚き方で焼き上げています。
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