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講座詳細情報

申し込み締切日:2011-09-23 / 文学:音楽 / 学内講座コード:11220024

いま、甦る近代抒情歌・唱歌と童謡をたずねて

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
9月30日(金)、10月14日(金)、10月28日(金)、11月11日(金)、11月25日(金)、12月 9日(金)
講座回数
6回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
3,000円
受講料
18,000円
定員
40
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
3月11日の東北大震災以後、東日本各地では唱歌、童謡の抒情歌が歌われ、罹災者の心を慰めた。
歌い親しまれた唱歌童謡の成立とその背景をたずねて、その抒情性を歌詞にさぐるもうひとつの近代文学の講義。

【講義概要】
第1回 9月30日(金)
伊沢修二と「洋楽事始め」唱歌という新歌曲、ボストンの音楽教育家メーソン 明治15年1月30日、31日の演習会
日本のスクール・ソングの成立を語る

第2回 10月14日(金)
「蛍の光」は讃美歌であった 「蛍の光」「仰げば尊し」は難しい文語歌詞「小学唱歌集」の作詞者たち
「蛍の光」の各種の曲を聴く

第3回 10月28日(金)
「おもへば遠し故郷の空」詩人 大和田建樹 ビショップ原曲の「埴生の宿」への翻案、少年立志と故郷
地方士族 子弟の士族 学歴社会の形成を唱歌に見る

第4回 11月11日(金)
ふるさとへの抒情歌 三木露風と「赤蜻蛉」「兎追いし」「故郷」 ドイツ民謡を原曲とした「故郷を離るる歌」
故郷とはなにかを歌に見る

第5回 11月25日(金)
「君が代」は5曲あった。まずフェントウェーブ曲、現行のエツチルト曲、「保育唱歌」の曲、軍のラッパ曲「君が代」の解釈
「君が代」の成立とその解釈

第6回 12月 9日(金)
子守唄の考察 江戸子守唄 山田耕作の「中国地方の子守唄」北原白秋の「揺籠のうた」抒情歌の感動
抒情歌としての鑑賞その分析

備考

【教材】
必要に応じてプリントを配布

講師陣

名前 小川 和佑
肩書き 文芸評論家 元明治大学文学部兼任講師
プロフィール 明治大学文芸科卒業 近代詩専攻。主著に『桜の文学史』(文春新書)、『桜と日本人』(新潮選書)、『東京学』(新潮文庫)、『漱石「三四郎」の東京学』(NHK出版)、『唱歌・讃美歌・軍歌の始源』(アーツアンドクラフツ)『桜文化と日本人』(竹林館)他多数。各種生涯学習センターの講師として近代文学と東京や桜の文学を講義。
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