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講座詳細情報

申し込み締切日:2011-04-11 / 文学 / 学内講座コード:11160002

熊野の自然が生んだ信仰と文化 明治大学・東紀州観光まちづくり公社連携講座

主催:明治大学リバティアカデミー明治大学リバティアカデミー 駿河台キャンパス(東京都)]
問合せ先:明治大学リバティアカデミー事務局 TEL:03-3296-4423
開催日
4月18日(月)、 5月23日(月)、 6月20日(月)、 7月25日(月)、 8月22日(月)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
3,000円
受講料
5,000円
定員
70
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

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講座詳細

【講座趣旨】
東紀州地域は海や森林など豊かな自然に恵まれ、古くから「日本文化の源流の地」「精神文化のふるさと」として、熊野独自の豊かな歴史、文化を伝えてきました。
東紀州地域は豊かで多様な自然に恵まれているとともに、『日本書紀』における母神イザナミノミコトにまつわる「花の窟神社」の神生みの舞台として、神武東征伝説や徐福伝説や日本人のルーツとして多くの神話が伝えられる「日本の原郷」です。
東紀州地域一帯はなぜ多くの人々から憧憬の地として慕われ、いにしえから 信仰の聖地と崇められてきたのか?
今回の講座では、熊野の基層文化と謎を少しでも理解するため、磐座や巨木、滝を神とする熊野の自然信仰や、風水から見た熊野、海を通じて伝わった熊野の文化などを中心にお話を進めてまいります。

【特記事項】
フィールドワーク(熊野紀行講座)
●フィールドワークの詳細は、講座の中でご案内します。

備考

【教材】
レジュメ資料

講師陣

名前 金山 秋男
肩書き 明治大学法学部教授
プロフィール 1948年栃木県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。専攻は死生学、宗教民俗学。著書に『「生と死」の図像学』、『巡礼-その世界』、『人はなぜ旅にでるのか』、『生と死の東西文化史』(いずれも共著)など。道元の「正法眼蔵」に関するものを中心に、仏教思想関係論文多数。現在、明治大学死生学研究所代表、国際熊野学会副代表、日本臨床美術協会理事。
名前 目崎 茂和
肩書き 南山大学総合政策学部教授、三重大学名誉教授、理学博士
プロフィール 1945年(昭和20)新潟県小千谷市生まれ。東京浅草育ち。世界に三本締めを広める会主宰。環境学、風水地理学専攻。世界遺産地の環境文明調査、サンゴ礁などの環境保全研究、風水・自然を生かした「地域づくり」、環境問題・地域政策のなどに参画。著書に『石垣島白保サンゴの海』(高文研、1988共著)『図説 風水学』(東京書籍、1998電子図書)、『京の風水めぐり』(淡交社、2002)、『水と世界遺産』(小学館、2007)、『天空の世界神話』(共著・八坂書房、2009)、『古事記の法則』(東京書籍、2010)など多数。
名前 中上 紀
肩書き 作家
プロフィール 1971年、東京生まれ。作家。ハワイ大学美術学部美術史科卒業。高校、大学時代を含めた十年間、カリフォルニアとハワイで暮らす。学生時代のミャンマーへの旅を綴った紀行『イラワジの赤い花』(集英社)でデビュー。99年、『彼女のプレンカ』(集英社)ですばる文学賞受賞。主な著書は『夢の船旅 父中上健次と熊野』(河出書房新社)、『水の宴』(集英社)、『シャーマンが歌う夜』(作品社)、『月花の旅人』(毎日新聞社)、『海の宮』(新潮社)、『熊野物語』(平凡社)。小説を中心に、エッセイ、紀行と、幅広く執筆。また、現在、日本大学文理学部国文学科、武蔵野大学日本語日本文学科にて講師、文化組織「熊野大学」にて夏期セミナーの企画・運営に携わっている。
名前 三石 学
肩書き 熊野市教育委員会総務課長、三重県史専門調査員、熊野市文化財専門委員、近畿大学熊野高専客員教授
プロフィール 1955年(昭和30年)生まれ。熊野市在住。昭和五十四年、島根大学地理学科卒業。学生時代は出雲地方をフィールドに民俗学、地理学を研究。趣味は全国の町並み歩き。青春18切符での旅。現在、熊野市教育委員会総務課長。三重県史専門調査員、熊野市文化財専門委員。近畿大学熊野高専客員教授。30年前から土に埋もれた熊野古道の発掘・整備と調査に取り組んできた。休日には、熊野古道周辺の熊野の穴場案内を行う。三重県と東紀州5市町で作る「みえ熊野学研究会」の運営委員および研究員として、世界遺産登録への文献的な準備を担当。「海の熊野地名研究会」事務局長、「国際熊野学会熊野事務局次長」として全国的な活動の中で熊野を研究、PRする。
名前 花尻 薫
肩書き 三重県立熊野古道センター長
プロフィール 1932年(昭和7年)熊野市生まれ。三重大学教育学部卒業。昭和28年より教職に就く。昭和52年に市教育委員会社会教育課へ着任した際、熊野古道伊勢路と出会い古道の発掘活動を始める。昭和62年に「熊野の自然を考える会」を結成し、熊野古道の手づくり案内板施設、草刈り等ボランティア活動を行う。平成5年熊野市立木本小学校長を最後に退職。現在は熊野古道センター長として活躍中。他に、三重県文化財調査員、熊野市文化財専門委員、熊野の自然を考える会代表、環境庁自然公園指導員、みえ熊野学研究運営委員会、熊野古道語り部友の会会長。著書「熊野市史」「御浜町の植物とくらし」「紀和町史」「鵜殿村史」「紀宝町誌」「三重県レッドデータブック2005/植物」「伊勢路の花々」等。
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