大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座趣旨】
VE(Value Engineering)は、製品・サービス・業務などの価値を抜本的に高める技法です。ユーザーの立場にたって、製品・サービス・業務などの「機能」に注目し、機能の視点からグループのアイデアを発想することにより、必要な機能を最小のコストで達成させるものです。
現在VEは、鹿島建設、日立製作所、IHI、キャノン、三菱電機、JR、いすゞ自動車など、多くの企業で活用されております。そのような組織においてVE活動を実践するために必要なVEの基礎知識を習得した人が「VEリーダー認定試験」に合格すると、VEリーダー(VEL)になります。
VEリーダーの認定試験は満20歳以上が受験の年齢要件であり、学生時代に取得できる実務的な資格として、早稲田大学、東京理科大学など多くの大学の学生が受験しています。最近のVEリーダー認定試験での合格率は70%程度であり、学生がビジネススキルを身につけ、氷河期の就職活動を勝ち抜くためには、最適な資格であると考えられます。
この講義は実務家―製品企画、開発設計、生産技術、生産管理、購買管理、原価管理、システム設計などの実務に携わっている方、学生―学部生・大学院生(学部・専攻を問わず)、「VEリーダー認定試験」にチャレンジしたい方に受講をお薦めいたします。
VEを初めて学ぶ方向けの入門セミナーであり、一流のVE専門家がわかりやすく丁寧に解説・指導いたします。
受験対策講座を設け、「VEリーダー認定試験」に合格する手助けをします。

【特記事項】
※グループワークのため、一定の人数に達しない場合は、開講できないこともございます。
※講義の途中に、適宜休憩が入る場合があります。

【ガイダンス・デモレッスン】
5月11日(水) 18:10～18:40
5月14日(土) 13:00～14:00
※ガイダンスはどなたでも参加できます。(無料・予約不要)
※会場は、駿河台キャンパス(アカデミーコモン11階)で実施いたします。

【教材】
※教材費は受講料に含まれています。
新・VEの基本
―価値分析の考え方と実践プロセス
(産能大学VE研究グループ著)
VEリーダー認定試験問題集
―要点整理と解説・解答
(日本バリューエンジニアリング協会)

名前	崎 章浩
肩書き	明治大学経営学部教授
プロフィール	明治大学大学院経営学研究科博士後期課程単位取得。現在、日本管理会計学会常任理事。専門は管理会計、原価管理。編著に『管理会計-業績管理会計と意思決定会計-』『会計の戦略化』、他多数。明治大学で教鞭をとるかたわら、明治大学リバティアカデミーの東京都の大学等委託訓練講座や企業研修の講座の講師を務めている。

名前	田中 雅康
肩書き	目白大学大学院教授・東京理科大学名誉教授
プロフィール	中央大学大学院商学研究科修士課程修了。アメリカＶＥ協会Fellow.CVS、日本管理会計学会元会長。日本経営システム協会で40年以上にわたり「原価企画」の研究会（530回以上）を主宰し、また数十社に原価企画の導入指導。著書「ＶＥ（価値分析）」「原価企画の理論と実践」「利益戦略とＶＥ」など多数。