講座詳細情報
申し込み締切日:2011-05-06 / 文学 / 学内講座コード:11120023
シェイクスピアを読む
- 開催日
- 5月13日(金)、 5月27日(金)、 6月10日(金)、 6月24日(金)、 7月 8日(金)、10月14日(金)、10月28日(金)、11月11日(金)、11月25日(金)、12月 9日(金)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:30~12:00
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- 3,000円
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 40
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座趣旨】
西洋文学の巨峰として有名なシェイクスピアですが、その作品をちゃんと読み通した人は意外に少数です。その原因の一つは、芝居は舞台を見るものだから、戯曲として読むのは敬遠する、という日本人独特の偏見。小説とは違う戯曲の読み方に馴れていないので、対話を目で追っても状況のイメージがさっぱり涌いて来ない、だからつまらないという理由です。しかしシェイクスピアの本当の面白さは、役者や演出の作り出すその場限りの舞台とは別に、それ自体が詩である台詞の持つ文学性の深い味わい、進展するストーリーの思いもよらぬ展開、そしてギリシア以来の悲劇、喜劇という洗練された文学形式の美しい構成を読み取ることにあります。
この講座では、作品の一つ一つを味わいながら、シェイクスピアの本当の魅力である、登場人物たちの性格や、劇構造の分析を通じて、鑑賞のポイントを掴むことを目的としています。受講者の皆様との対話や質疑応答に十分の時間を割きますが、大学の講義とは違って英文の翻訳や解釈で悩ませることはありません。日本語のテキストを使いますのでご安心を。
西洋文学の巨峰として有名なシェイクスピアですが、その作品をちゃんと読み通した人は意外に少数です。その原因の一つは、芝居は舞台を見るものだから、戯曲として読むのは敬遠する、という日本人独特の偏見。小説とは違う戯曲の読み方に馴れていないので、対話を目で追っても状況のイメージがさっぱり涌いて来ない、だからつまらないという理由です。しかしシェイクスピアの本当の面白さは、役者や演出の作り出すその場限りの舞台とは別に、それ自体が詩である台詞の持つ文学性の深い味わい、進展するストーリーの思いもよらぬ展開、そしてギリシア以来の悲劇、喜劇という洗練された文学形式の美しい構成を読み取ることにあります。
この講座では、作品の一つ一つを味わいながら、シェイクスピアの本当の魅力である、登場人物たちの性格や、劇構造の分析を通じて、鑑賞のポイントを掴むことを目的としています。受講者の皆様との対話や質疑応答に十分の時間を割きますが、大学の講義とは違って英文の翻訳や解釈で悩ませることはありません。日本語のテキストを使いますのでご安心を。
備考
【教材】
レジュメ資料
レジュメ資料
講師陣
名前 | 山田 恒人 |
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肩書き | 元明治大学文学部教授 |
プロフィール | 専門は西洋演劇史、文芸学、芸術学、ギリシア・ローマ演劇とその後代への影響・古代の悲劇や喜劇が世界演劇の伝統の形成に、どのような効果を与えたかを研究している。著書『道化師像の変容』(『ヨーロッパ生と死の図像学』明治大学人文科学研究所2005)など。 |