大学公開講座のセカンドアカデミー

今回の講座はアメリカから日本へ移り住み、レンズ越しにこの国を見てきたピンホール写真の第一人者、エドワード・レビンソン氏をお招きします。レビンソン氏は「光」を違った２通りの観点から捉え、写真では目に明るさを感じさせるものとして、そして著書や誌の中では比喩として写真や誌など自身の作品での表現方法としています。また彼の新しい著書「ひそやかな大地の声」には35年にもなる日本での生活の中で映し出してきたものが集約されています。この講座では彼の目から見た日本と、日本特有の「人情」に基づいた文化について自身が撮影した写真などを交えてお話しいただきます。

名前	エドワード・レビンソン
肩書き	－
プロフィール	アメリカのバージニア州出身。バージニア州立コモンウェルス大学で写真を学び、1979年より日本に在住。写真家でもあり作家でもあるレビンソン氏の作品は日本、アメリカ、そしてヨーロッパで定期的に展示されている。彼の最新作である「ひそやかな大地の声」に加え、日本語のエッセイである『エドさんのピンホール写真教室』と『ぼくの植え方』の２冊を岩波書店より出版。住まいを作品制作に理想的な房総半島の鴨川に構え、日本庭園から作品へのインスピレーションを模索する。