大学公開講座のセカンドアカデミー

～講義は英語で行われます～

　Free The Children（フリー・ザ・チルドレン）は、1995年に当時12歳だったクレイグ・キールバーガー少年と11人の友人により、児童労働から子どもたちを開放するために設立されました。今日では世界的な国際協力団体となり、45カ国170万人以上の18歳以下のメンバーが、様々な活動を行っています。

　フリー・ザ・チルドレンのフリー（Free）という英語は「解放する、自由にする」という意味であり、団体名は「子どもを解放する、子どもを自由にする」という意味を持っています。日本では1999年より、「子どもが子どもを支援する」国際協力を合言葉に、子どもたちの主体的な活動を支援しています。

　今回の講座では、この活気に満ちた団体の使命・役割と事業活動の内容を詳しく説明するとともに、学生や社会人、家族や学校、企業の人々がどのようにして団体と関わり、貧困や児童労働問題に取り組んでいくことが出来るのかをご説明します。


Free The Children was founded by 12-year-old Craig Kielburger in 1995, when he gathered 11 school friends to help fight child labor. Today, Free The Children is an international charity and educational partner, with more than 1.7 million youth involved in innovative educational and developmental programs in 45 countries. Faith Amano will discuss the mission and activities of this vibrant organization, particularly as they relate to the issues of poverty and child labor and will explore the ways in which ordinary people can affect change in the issues they are passionate about.

名前	天野 フェイス 冬樹
肩書き	認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン　専任スタッフ
プロフィール	1999年に設立されたフリー・ザ・チルドレン・ジャパン(認定NPO法人)の専任スタッフ。日本と韓国とアメリカのハーフ。2009年のフリー・ザ・チルドレン・ジャパンの10周年記念式典のおり、創立者であるクレイグ・キールバーガー氏の通訳をしたことがきっかけで専任スタッフとして就任。外務省より支援された助成金にてスピーカーとして日本各地の講演活動をする他、元子供兵士や、売春をさせられていた子供を日本に招き講演をしてもらう招へい事業、そしてインドへのスタディーツアーの実施や、カナダへのリーダーシップトレーニング事業を進めるなど、精力的に活動中。 A self-described “mix of Japanese, Korean, and American”, Faith Amano was originally hired as an interpreter for Craig Kielburger’s visit to celebrate Free The Children Japan’s 10th anniversary in 2009. He was then asked to join the organization full-time. He has received a grant from the Ministry of Foreign Affairs to speak and facilitate workshops at schools all across Japan. He has also toured the country with a former child soldier and former child prostitutes and has led volunteer trips to India and leadership camps in Canada.