大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
※備考欄まで必ずご確認ください。

円熟期の喜劇の複雑さ

『お気に召すまま』、『十二夜』とともに、シェイクスピアの代表的喜劇とされる『空騒ぎ』(Much Ado About Nothing)を読みます。 主筋の恋人達の悲劇的状況が思わぬ趣向により一転し、結婚の大団円に至る喜劇ですが、もっとも異彩を放つのは、機智合戦にしのぎを削るベネディックとベアトリスのペアの存在です。 脇筋の喜劇的人物達の『言い間違い(マラプロピズム)』、イアーゴーを思わせるドン・ジョンの登場、そしてロマンス劇の和解と再生のテーマにつながる筋立てなど、四大悲劇時代を間近に控えたこの劇ならではの複雑さに注目して読み進めます。

【受講環境】
対面講座

【申込締切日】
9/23(土)

【最少催行人数】
10名
開講中止の際は、 原則開講の1週間前までにご連絡し、払込みいただいた受講料を返金いたします。

【ご入金について】
受講受付メールから1週間以内、ただし9/24(日)までにご入金ください。

【キャンセルについて】
入金後および9/23(土)を過ぎてのキャンセルはできません。

2023 年度からの対面講座における対応方針について(新型コロナウイルス対応)

【テキスト・教材】
NHKシェークスピア劇場『空騒ぎ』(今井佐智子注)。
絶版のため複写製本したテキストを共立アカデミーで用意します。

【禁止事項】
・講座の撮影、録画、録音、また配布教材等の複製、他媒体での配布などは禁じます。


※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。

　お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。

※最少開催人数に達しない場合は開講を中止させていただくことがございます。

名前	今井 佐智子
肩書き	共立女子学園名誉教授
プロフィール	シェイクスピアを中心にエリザベス朝演劇を専攻。文科ではシェイクスピアのほかに、「文学」「翻訳文化論」などを担当した。著書『シェイクスピアー行動する主人公たち』『研究社 シェイクスピア辞典』(共著)のほかNHKシェークスピア劇場『空騒ぎ』など。