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講座詳細情報

申し込み締切日:2023-05-31 / その他教養

【公開講座】通園バスでめぐる保育の世界 ~安心・安全の先を目指して~

主催:共立女子大学・共立女子短期大学共立女子大学・共立女子短期大学  公開講座(対面)(東京都)]
問合せ先:共立アカデミー TEL:03-3512-9981
開催日
6月10日(土)
講座回数
1回
時間
13:00~15:00
講座区分
1回もの 
入学金
 - 
受講料
 - 
定員
30
補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

相次ぐ重大事故などを受け、通園バスに対する社会の関心がかつてないほどに高まっています。子どもの命を守るため、さまざまな議論が交わされ、2023年度4月からは、置き去り防止装置の設置が義務化されることとなりました。
 ところで、みなさまは通園バスのなかで、どのようなことが起こっているかをご存じでしょうか?安心・安全に関する議論のなかで、車内で繰り広げられる子どもの遊びや会話の様子、運転手や保育者らを含んだ人間模様について語られることはほとんどありません。しかし、ご存じでしょうか?全国の私立幼稚園の80%以上で通園バスが運行されていることを。バス通園をする子どもは、毎日、往復1時間以上の時間を車内で過ごすことを。車内では、クラスや年齢の異なる子どもたちが交わることを。バスは、家庭と園とをつなぎ、園生活の始まりと終わりを飾る場所であることを。通園バスには、子どもの生活を豊かにするとともに、保育という営みの本質に迫るためのヒントが数多く潜んでいます。
 講座では、我が国の通園バスの現状を考えるところから出発し、車内での記録されたバリエーション豊かな子どもの姿、乗務する保育者の意識や課題、仕事に臨む運転手たちの物語を経由しながら、通園バスそして保育の世界をめぐります。

備考

※本講座は、研修センター杉並寮での【対面での開講】を予定しております。
詳細は共立女子大学・共立女子短期大学公開講座HPをご確認ください。講座内容及び開講日、開講形態は変更する場合があります。

講師陣

名前 境 愛一郎(さかい あいいちろう)
肩書き 共立女子大学 家政学部 准教授
プロフィール 広島大学大学院教育学研究科修了、博士(教育学)。専門は保育・幼児教育学。保育における「境の場所」の探究をテーマに、屋内と屋外とを隔てるテラス、家庭と園とを行き来する通園バス、保育者としての資格を持たないが日々子どもに接する栄養士や運転手などに焦点をあて、それぞれの役割や特性に関する研究を続けている。近年は、土着文化と保育文化の関係にも関心を広げ、沖縄の保育施設のシーサーを探訪している。主な著書に『保育環境における「境の場所」』(ナカニシヤ出版)。日本保育学会研究奨励賞(2013)、日本乳幼児教育学会新人賞(2012)、同研究奨励賞(2021)などを受賞。
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