講座詳細情報
申し込み締切日:2022-06-27 / 芸術・文化:デザイン・ファッション:その他趣味
江戸・東京の色彩 〜ファッション・カラーにみる時代の移り変わり〜
- 開催日
- 配信日:7月4日(月)~8月3日(水)
- 講座回数
- 1
- 時間
- 配信日の10:00~15:00の間に、ご視聴に必要なURLや資料等をメールにてお送りいたします。
- 講座区分
- 1回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- -
- 定員
- -
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
「歌は世につれ、世は歌につれ」ということわざがありますが、色もまた、時代を反映したものが流行し、その時代のムードが色に影響を受けることがあります。本講座では、人々の目を楽しませ、心を潤わせ、時には厳しい時代を顕してきた、私たちに最も身近な装いの色(ファッション・カラー)に着目し、時代ごとの変化を視覚的に考察します。
町人文化が花開き、いき色が好まれた江戸時代、開国により西洋化が進み女学生の海老茶袴が流行した明治時代、モダンな色と地味色が混在した大正期、色を失った戦時統制下を経て、洋装が一般化し、流行色が定着した昭和、そして平成・令和・・・と、我々の装いは目まぐるしく変化しました。
人々の価値観、社会や経済状況、技術や流通、通信の変化は、そのまま、ファッション・カラーの移り変わりにも反映されてきました。ファッション・カラーのこれまでを概観しながら、これからの時代の方向性について、色を手掛かりに、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
この講座を受講してくださった方が、映画やドラマを視聴する際に、登場人物の服装や色に着目することで、作品世界をより深く味わうことができたり、街歩きをした時に、人々の装いを観察することの楽しさを見出してくださることを願っています。
町人文化が花開き、いき色が好まれた江戸時代、開国により西洋化が進み女学生の海老茶袴が流行した明治時代、モダンな色と地味色が混在した大正期、色を失った戦時統制下を経て、洋装が一般化し、流行色が定着した昭和、そして平成・令和・・・と、我々の装いは目まぐるしく変化しました。
人々の価値観、社会や経済状況、技術や流通、通信の変化は、そのまま、ファッション・カラーの移り変わりにも反映されてきました。ファッション・カラーのこれまでを概観しながら、これからの時代の方向性について、色を手掛かりに、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
この講座を受講してくださった方が、映画やドラマを視聴する際に、登場人物の服装や色に着目することで、作品世界をより深く味わうことができたり、街歩きをした時に、人々の装いを観察することの楽しさを見出してくださることを願っています。
備考
本講座は本学が加盟する千代田区内近接大学の高等教育連携強化コンソーシアム(略称:千代田区キャンパスコンソ)の共同公開リレー講座として開講します。
※詳細は共立女子大学・共立女子短期大学公開講座HPをご確認ください。講座内容及び開講日、開講形態は変更する場合があります。
※詳細は共立女子大学・共立女子短期大学公開講座HPをご確認ください。講座内容及び開講日、開講形態は変更する場合があります。
講師陣
名前 | 渡辺 明日香 |
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肩書き | 共立女子短期大学生活科学科 教授 |
プロフィール | 専門は現代ファッション。1994年から現在まで、東京の原宿、渋谷、銀座の街頭でストリートファッションの定点観測を行い、調査に基づく若者文化、ファッション、色彩、生活デザインの研究に従事。 共立女子大学大学院家政学研究科修士課程修了。首都大学東京(現・都立大学)大学院人文科学研究科博士後期課程修了(社会学博士)。 著書に『ストリートファッションの時代』(明現社)、『ストリートファッション論』(産業能率大学出版部)、『東京ファッションクロニクル』(青幻舎)、『時代をまとうファッション』(NHK出版)などがある。 |