大学公開講座のセカンドアカデミー

3 年半にわたり実施してきた講座も今回で8 回目。これまで途上国に対する開発援助、難民支援、自衛隊による国際協力を中心とする日本の国際貢献や、バルカン、中東、アフリカの地域情勢を主なテーマとしてきた。日本のODAは世界で4位、日本の難民認定数は昨年は42 人、自衛隊のPKO への参加は現在はわずか4 名であり、数字だけ見れば日本の国際貢献は十分とは言えない。また、地域情勢に関しては、コソボとセルビアの関係正常化や中東和平交渉プロセスの中断など、不安定な状況が続いている。今回はこれまでの講義のまとめとして、各課題の最近の情勢や日本との関係について解説する。

【テキスト・教材】毎回資料を配布します。