大学公開講座のセカンドアカデミー

一通りスペイン語の直説法を学んで来た今、思い切って次のステップとも言える接続法の世界に足を踏み入れてみませんか？「上級」そして「接続法」と聞くとなんだか尻込みされてしまいそうですが、そんな心配はいりません。外国語としてスペイン語を学ぶ場合、どうしても接続法が文法事項の最後に登場するイメージですが、日常の場面でのやり取りの中で、相手に願望や命令の気持ちを投げかけたり、あるいは疑念や不確実な内容を言い表すような場合など、接続法はあちらこちらで現れるようなとても身近で大切な表現方法です。この講座を通して接続法を中心にじっくり学ぶことにより、一層立体的な表現の感覚を身につけられるようになるでしょう。

当講座では、使用するテキストの接続法が始まる一つ前の第3課から始める予定です。このテキストでは各課でそれぞれ文法事項のおさらいと練習問題、そして実際の生活の場面で出て来そうな”生きた会話”がダイアローグのページで豊富に紹介されているのが特徴です。身に付けた文法事項がどのような言い回しで使われているのか触れることが出来、それを自分でも使いこなせるようになるための初めの大切な一歩となることでしょう。講座ではそれぞれの課を2回に渡って進めていこうと考えています。2回目のほうが計画では分量的に少なくなるので、時間の余裕によってはテキスト以外に配付するスペイン語ニュース記事を読んでみたり、時には3課の前までに載っている会話文を読んで様々な言い回しを確認するなど、色々とチャレンジしてみたいと考えています。もちろん、各回の予定している進度は固定しているわけではありませんので、必要に応じて臨機応変に前に戻って復習も出来ます。なによりも参加してくださるみなさまが十分に理解が出来て手応えを感じていただくのが一番大切なので、不安なく参加していただければ嬉しいです。講座は画面を通してではありますが、積極的にみなさまにも発言していただき、発音などにもどんどん慣れていっていただきたいと考えています。また、疑問に感じたり私の説明が分かりにくいと思った際にも、是非気兼ねなく発言していただければ他の方々との共有も出来ると思います。12回の講座を通してご自身のスペイン語の世界をさらに深められるように、一緒に楽しみながら学んでいきましょう！

名前	利根川　リリ
肩書き	トネガワ　リリ
プロフィール	【講師からのコメント】 辞書を是非スペイン語の学習で活用してください。進めるスピードは参加してくださる方々の理解度に合わせるようにしたいと考えていますので、大まかなレベルの目安と合っていればご心配なくご参加ください。