大学公開講座のセカンドアカデミー

本講座は英語の学習経験があるが、再度挑戦してみたい方におすすめの講座です。英語は現代日本において、グローバル化・社内英語化などで必要とされている言語です。これまで学んだ文法を復習し、解らないことを再度調べ考えたりしながら、再度理解することで、「聞く」「読む」「話す」「書く」（4技能）の苦手とする部分をそれぞれ伸ばし、社会活動や国際交流の場において問題発見・解決の為に語学を活かせることを目指します。

◆受講申込のご案内

主にテキストのJA Kusaka 他, 「Global Perspective in the English-speaking World: Past and Present:グローバル・マインドへの道：英語圏の歴史と文化」,松柏社,2022を学びます。この教材はアジアを含むグローバルな現代社会の英語文化の諸相をテーマとした教材です。文法を中心にレベルアップを行いますが、それ以外にも参考書・資料を使って英語や英語学習の枠組みを広げていくことも行います。
事前に単語やイディオムなどを調べるなどの予習はしてきてください。（希望があれば教材から確認テスト・単語テストなども行います。）

授業では古典的な受験英語・暗記偏重に捉われすぎることなく、現代の英語学習法や社会・文化との接点から新たな切り口についても知っていけるようにしています。実践的なスコアアップ・スキルアップをめざし、受講者にとって解りにくい単元や内容も明確にし、具体化して取り上げながら、それを解りやすく解説し理解していくことも行います。音読やシャドーイングを通じたトレーニングも行います。
授業では大学生・社会人を対象にした英語学習を通じた人材開発、リメディエーション、リカレント教育も視野にいれています。具体的には中国の外交官たちが使用している、40歳を過ぎても効果的と語られることもある、北川達夫の記憶術を用いた英語学習を踏まえながら単語や文法の学習を再考してみたり、コミュニケーション理論、各種サイトやアプリを通じたデジタルメディアを通じた学習法、記憶を通じた認知・脳科学にも触れます。さらに現代の言語学習理論やIT・コンテンツ制作を通じた情報発信、現代文化（文学・芸術・ポップカルチャーなど）にリンクをしていくように心がけています。
もし仮に人生ならではの紆余曲折があっても、結果として自分で何度でも再トライする姿勢・初心に戻り挑戦を重ねていく力を育むことを目指します。英語（中級）やビジネス英語への橋渡しとします。

名前	吉田　悠樹彦
肩書き	よしだ　ゆきひこ
プロフィール	【講師からのコメント】 教科書： JA Kusaka 他, 「Global Perspective in the English-speaking World: Past and Present:グローバル・マインドへの道：英語圏の歴史と文化」,松柏社,2022 参考文献: 豊永彰,『英文法　ビフォー＆アフター』,南雲堂,2009 大西泰斗,ポール・マクベイ,『一億人の英文法』.東進ブックス,2011 井上逸兵,『新現代英語学』,慶應義塾大学通信部,2018 北川達夫,『知的で美しい英語3ケ月速習秘伝』、学習研究社,2004 斎藤兆史,『英語達人塾 極めるための独習法指南』,中公新書,2003 斎藤兆史,『英語達人列伝 あっぱれ、日本人の英語』,中公新書,2000