講座詳細情報
申し込み締切日:2021-09-10 / 中国語 / 学内講座コード:212R074001
【中国語】文法 ・ 読解(上級I) 現在の中国語文法と表現の変化を学ぶ
主催:慶應義塾大学 外国語教育研究センター[慶應義塾大学 外国語教育研究センター オンライン講座 公開講座「慶應外語」(東京都)]
問合せ先:外国語教育研究センター 公開講座 慶應外語事務室 TEL:03-5427-1592
問合せ先:外国語教育研究センター 公開講座 慶應外語事務室 TEL:03-5427-1592
- 開催日
- 10月06日(水)~01月19日(水)
- 講座回数
- 12回
- 時間
- 19:30~21:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 30,000円
- 定員
- 30
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
中国語圏のニュースサイトに掲載された、直近の時事に関する話題の記事を日本語に翻訳していきます。記事の使用文字は簡体字・繁体字の両方です。中国人が実際に読んでいる記事を使用するので、発音記号は一切ついていません。記事を発音記号なしで朗読し、各文の文法構造を具体的に把握した上で日本語に訳していきます。また、辞書が追いつけないスピードで増えている新しい単語と語句、従来の文法の用法変化、表現の変化について学んでいきます。
受講申込のご案内
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備考
I.中国人が読む新聞・雑誌の中から、国際情勢・国内政治・社会状況・生活・文化などに関する旬の話題の記事を選んで、それらの内容を理解します。
1)教材には、主にニュースサイトに掲載された直近の話題に関する記事を用います。日本人が中国語学習に使用することを前提として書かれた文章ではなく、最新の「リアル中国語」を学びます。
2)記事中に使用されている基本語彙、また文章で常用・頻用されるやや難しい語彙を正確に発音する練習をします。講師に続いて全員で発音した後、各受講生にモデル発音をしてもらい、必要に応じてマンツーマンで発音の矯正を行ないます。
3)オリジナル音源のある記事を使用することもあります。その場合、音源は当然ナチュラル・スピードで読まれています。それを利用し、記事をナチュラル・スピードで朗読する練習も行ないます。
4)一人一文のペースで、各受講生が文章を発音した上で、それを日本語に翻訳します。翻訳に際しては、文章に用いられている単語の意味や文法、また文の構造を具体的・正確に把握した上で、文の意味を訳していきます。
5)読解を進めていく過程で、口語と文章語(書面語)の違いを理解していきます。また文章に使用される語彙の特徴や文法を把握し、重層的な構造を持つ複文の意味的繋がりに慣れていきます。
6)更に、中国の新聞や雑誌の記事を読む際に注意を払う必要のある特徴、たとえば曖昧な言い回し、一見すると何気ない表現や記号などが暗示している真の意味、狙い、メッセージを読み取ります。
7)最近の中国語に続々と出現していて辞書に立項されていない新しい単語、語句、言い回しの意味、また従来の文法の用法変化と表現の変化を把握していきます。
II.簡体字・繁体字で表記された文章を、発音記号なしで、ナチュラル・スピードで朗読できることを目指します。
1)教材は本文、単語プリントで構成されています。本文には発音記号はまったくありません。一方、単語プリントには、辞書やインターネットで調べやすいように、また発音練習をしやすいように、発音記号が併記されています。
2)単語・本文の発音練習では、最初は正確な発音を期すために、ややゆっくりなスピードで丁寧に読みます。それから徐々にスピードを上げていき、最後にはナチュラル・スピードに近い速度で朗読できることを目指します。オリジナル音源のある記事は、音源の後について何度も朗読することによって、まず耳を自然な速度の中国語を聴くことに慣れさせた上で、次に口を自然な速度の中国語を朗読することに慣れさせます。
3)発音記号→発音から、漢字→発音、あるいは音源→発音というふうに、発音のシステムを再構築します。
III.中国人が読む新聞や雑誌を読めるようになること、テレビ、ラジオ、インターネット上でのニュース報道やドキュメント番組を視聴して、その大体の意味が理解できるようになることを目標とします。
1)上記I、IIの諸事項が主要な学習内容ですが、2)その他に文字テキスト以外の媒体やコンテンツ(歌、映画、テレビ番組、インターネット番組など)も使用することがあります。
1)教材には、主にニュースサイトに掲載された直近の話題に関する記事を用います。日本人が中国語学習に使用することを前提として書かれた文章ではなく、最新の「リアル中国語」を学びます。
2)記事中に使用されている基本語彙、また文章で常用・頻用されるやや難しい語彙を正確に発音する練習をします。講師に続いて全員で発音した後、各受講生にモデル発音をしてもらい、必要に応じてマンツーマンで発音の矯正を行ないます。
3)オリジナル音源のある記事を使用することもあります。その場合、音源は当然ナチュラル・スピードで読まれています。それを利用し、記事をナチュラル・スピードで朗読する練習も行ないます。
4)一人一文のペースで、各受講生が文章を発音した上で、それを日本語に翻訳します。翻訳に際しては、文章に用いられている単語の意味や文法、また文の構造を具体的・正確に把握した上で、文の意味を訳していきます。
5)読解を進めていく過程で、口語と文章語(書面語)の違いを理解していきます。また文章に使用される語彙の特徴や文法を把握し、重層的な構造を持つ複文の意味的繋がりに慣れていきます。
6)更に、中国の新聞や雑誌の記事を読む際に注意を払う必要のある特徴、たとえば曖昧な言い回し、一見すると何気ない表現や記号などが暗示している真の意味、狙い、メッセージを読み取ります。
7)最近の中国語に続々と出現していて辞書に立項されていない新しい単語、語句、言い回しの意味、また従来の文法の用法変化と表現の変化を把握していきます。
II.簡体字・繁体字で表記された文章を、発音記号なしで、ナチュラル・スピードで朗読できることを目指します。
1)教材は本文、単語プリントで構成されています。本文には発音記号はまったくありません。一方、単語プリントには、辞書やインターネットで調べやすいように、また発音練習をしやすいように、発音記号が併記されています。
2)単語・本文の発音練習では、最初は正確な発音を期すために、ややゆっくりなスピードで丁寧に読みます。それから徐々にスピードを上げていき、最後にはナチュラル・スピードに近い速度で朗読できることを目指します。オリジナル音源のある記事は、音源の後について何度も朗読することによって、まず耳を自然な速度の中国語を聴くことに慣れさせた上で、次に口を自然な速度の中国語を朗読することに慣れさせます。
3)発音記号→発音から、漢字→発音、あるいは音源→発音というふうに、発音のシステムを再構築します。
III.中国人が読む新聞や雑誌を読めるようになること、テレビ、ラジオ、インターネット上でのニュース報道やドキュメント番組を視聴して、その大体の意味が理解できるようになることを目標とします。
1)上記I、IIの諸事項が主要な学習内容ですが、2)その他に文字テキスト以外の媒体やコンテンツ(歌、映画、テレビ番組、インターネット番組など)も使用することがあります。
講師陣
名前 | 阿部 順子 |
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肩書き | あべ じゅんこ |
プロフィール | 【講師からのコメント】 ・やや難度の高い教材を扱うため、中国語圏(大陸、香港、台湾、世界の華僑・華人コミュニティ)に関して基本的な知識を持っている、もしくは普段から注意を払っていること、中国語発音の基礎を習得していることが望ましいです。 ・教材(プリント)は事前に配付します。 ・授業時間までに必ず予習(語句の意味を調べる、記事の試訳を作成する、疑問点をチェックするなど)をしてきて下さい。 |