講座詳細情報
申し込み締切日:2022-04-14 / 日本史 / 学内講座コード:22A1604500
『平家物語』のやさしい読みかた【対面講座】 『源平盛衰記』の章・その13
- 開催日
- 4月28日(木)、 5月12日(木)、 5月19日(木)、 6月 9日(木)、 6月23日(木)、 7月 7日(木)、 7月14日(木)、 7月21日(木)
- 講座回数
- 8回
- 時間
- 10:00~11:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 13,500円
- 定員
- 50
- その他
- 12200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その13」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 4月28日(木) 維盛の旅路― 粉河寺・高野山へ(巻第三十九)
詳細:平家一門がいる屋島を離れ、わずかな供と一緒に粉河寺・高野山に詣でる維盛の言動を追います。
第2回 5月12日(木) 維盛の出家― 平家嫡流が背負うもの(巻第四十)
詳細:維盛はついに出家を決意します。その姿に託された物語としての意味を読み解いていきます。
第3回 5月19日(木) 武具伝承のひろがり―平家重代の鎧・太刀(巻第四十)
詳細:維盛の話に付随するかたちで語られる平家重代の武具に関する伝承の性質を読み解きます。
第4回 6月 9日(木) 維盛の最期― 入水往生へ(巻第四十)
詳細:熊野三山に詣でたのち、維盛が小船で沖に出て入水を遂げるまでのようすを読み進めます。
第5回 6月23日(木) 頼盛の関東下向― 頼朝との因縁(巻第四十一)
詳細:都に留まっていた頼盛は鎌倉に下り、頼朝と対面します。そのやりとりを精読します。
第6回 7月 7日(木) 都の源氏、屋島の平家― 藤戸の戦い(巻第四十一)
詳細:屋島にある平家一門を攻めようとする源氏勢力。そこで生じたひとつの戦いに注目します。
第7回 7月14日(木) 逆櫓論争― 義経と景時の確執(巻第四十一)
詳細:いよいよ義経軍が都を発ち、屋島に向かいます。その船出の際の出来事がもつ意味に光を当てます。
第8回 7月21日(木) 屋島へ向かう道― 渡海と勝浦でのいくさ(巻第四十二)
詳細:四国へと渡る義経一行の動きと、勝浦でのいくさのさまを読みすすめます。
『平家物語』は、平安時代の末に起きた全国的な戦乱のありさまと、その時代を生きた人間たちの姿を描き出した歴史物語です。この講座では、『平家物語』を原文で読み解くためのポイントを紹介し、その豊かな魅力を紹介していきます。今期は「『源平盛衰記』の章・その13」と題して、『平家物語』を下敷きにしつつも、それとは異なる世界を成り立たせている『源平盛衰記』を取りあげます。人物や事件、故事などに注目しながら、順にいくつかの場面を選んで原文を読み進め、『平家物語』とのさまざまな関係を発見していきます。
【講座スケジュール】
第1回 4月28日(木) 維盛の旅路― 粉河寺・高野山へ(巻第三十九)
詳細:平家一門がいる屋島を離れ、わずかな供と一緒に粉河寺・高野山に詣でる維盛の言動を追います。
第2回 5月12日(木) 維盛の出家― 平家嫡流が背負うもの(巻第四十)
詳細:維盛はついに出家を決意します。その姿に託された物語としての意味を読み解いていきます。
第3回 5月19日(木) 武具伝承のひろがり―平家重代の鎧・太刀(巻第四十)
詳細:維盛の話に付随するかたちで語られる平家重代の武具に関する伝承の性質を読み解きます。
第4回 6月 9日(木) 維盛の最期― 入水往生へ(巻第四十)
詳細:熊野三山に詣でたのち、維盛が小船で沖に出て入水を遂げるまでのようすを読み進めます。
第5回 6月23日(木) 頼盛の関東下向― 頼朝との因縁(巻第四十一)
詳細:都に留まっていた頼盛は鎌倉に下り、頼朝と対面します。そのやりとりを精読します。
第6回 7月 7日(木) 都の源氏、屋島の平家― 藤戸の戦い(巻第四十一)
詳細:屋島にある平家一門を攻めようとする源氏勢力。そこで生じたひとつの戦いに注目します。
第7回 7月14日(木) 逆櫓論争― 義経と景時の確執(巻第四十一)
詳細:いよいよ義経軍が都を発ち、屋島に向かいます。その船出の際の出来事がもつ意味に光を当てます。
第8回 7月21日(木) 屋島へ向かう道― 渡海と勝浦でのいくさ(巻第四十二)
詳細:四国へと渡る義経一行の動きと、勝浦でのいくさのさまを読みすすめます。
備考
【備考】
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容をオンライン講座へ変更または中止とする場合がございます。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容をオンライン講座へ変更または中止とする場合がございます。
講師陣
名前 | 鈴木 彰 |
---|---|
肩書き | 立教大学文学部教授 |
プロフィール | 2000年早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。神奈川大学外国語学部准教授、明治大学政治経済学部准教授などを経て、2013年度より現職。専門は日本中世文学、軍記物語。主要著書に『平家物語の展開と中世社会』(汲古書院)、『いくさと物語の中世』(共編著、汲古書院)、『平家物語を知る事典』(共著、東京堂出版)、『図説 平家物語』『図説 平清盛』(共著、河出書房新社)などがある。 |