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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-08-07 / 日本史 / 学内講座コード:22A1604300

右大臣藤原実資の王朝時代【対面講座】 十歳の幼帝(ようてい)・一条(いち じょう)天皇の朝廷を『小右記(しょうゆうき)』に見る

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
8月21日(日)、 8月28日(日)、 9月 4日(日)
講座回数
3回
時間
15:00~16:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
6,000円
定員
40
その他
5500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
「賢皇(けんこう)」と評(ひょう)される一条天皇も、即位(そくい)したのはわずか七歳のとき。言うまでもなく、玉座(ぎょくざ)に就(つ)いてから最初の数ヶ年の一条天皇は、天皇の母方(ははかた)の祖父として摂政(せっしょう)の地位にあった藤原兼家(かねいえ)(藤原道長の父親)の操(あやつ)り人形(にんぎょう)に過ぎませんでした。
この講座では、藤原実資(ふじわらのさねすけ)の日記である『小右記』を紐解(ひもと)き、一条天皇がまだ十歳であった永祚(えいそ)元年(九八九)の朝廷の様子を、できるだけ詳しく見ていきたいと思います。実資は、一条天皇の時代に天皇の第一秘書である蔵人頭を務めたこともある人物です。

【講座スケジュール】
第1回 8月21日(日) うち続く災難(さいなん) 永祚元年七月・八月
詳細:太政大臣頼忠(だじょうだいじんよりただ)の死/夢についての占(うらな)い/病人の続出/「武芸(ぶげい)の人(ひと)」が出動する事態/台風(たいふう)の甚大(じんだい)な被害(ひがい)
第2回 8月28日(日) 紛争(ふんそう)に揺(ゆ)れる比叡山(ひえいざん) 九月・十月
詳細:摂政兼家の遊興(ゆうきょう)/新しい天台座主(てんだいざす)/比叡山の山上の「合戦(かっせん)」
第3回 9月 4日(日) 一条天皇の唯一(ゆいいつ)の忠臣(ちゅうしん) 十一月・十二月
詳細:亡(な)き父親の遺産(いさん)/五節舞姫(ごせちのまいひめ)の献上(けんじょう)/うち続く御曹司(おんぞうし)たちの元服(げんぷく)/神社で殺し合う貴族たち/皇子(おうじ)の宮廷(きゅうてい)デビュー/摂政を信用できない法皇/一条天皇の元服

備考

【備考】
※ 2019年度の3月に中断された講座の続きになります。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容をオンライン講座へ変更または中止とする場合がございます。

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師
プロフィール 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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