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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-08-04 / 日本史 / 学内講座コード:22A1604000

清少納言の王朝貴族社会【対面講座】 『枕草子』の「頭中将の漫ろなる虚言を聞きて」の段を読む

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
8月18日(木)、 8月25日(木)、 9月 1日(木)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
6,000円
定員
40
その他
5500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
清少納言(せいしょうなごん)の『枕草子(まくらのそうし)』は、普通、随筆集あるいはエッセイ集として扱われます。しかし、『枕草子』にも、あたかも『蜻蛉日記(かげろうにっき)』や『紫式部(むらさきしきぶ)日記』や『更級(さらしな)日記』を読んでいるかのように感じられる、日記のような章段(しょうだん)が幾(いく)つも含(ふく)まれています。それらの章段は、しばしば「日記的章段」などと呼ばれたりもしますが、この日記的章段だけを拾い読みしてみると、まさに清少納言の日記を読んでいるかのような気持ちにもなります。
この講座では、『枕草子』を清少納言の日記を読むように読み進めることで、清少納言の眼から見た王朝貴族社会を再現していきます。特に、今回は、「頭中将(とうのちゅうじょう)の漫(すず)ろなる虚言(そらごと)を聞きて」という章段を中心に、清少納言が中宮(ちゅうぐう)藤原定子(さだこ)のもとでの女房(にょうぼう)生活に慣れはじめた頃(ころ)の出来事が綴(つづ)られたあたりを丁寧に読んでいきます。

【講座スケジュール】
第1回 8月18日(木) 清少納言が認める最高の貴公子「頭中将の漫ろなる虚言を聞きて」の段 その1
詳細:一条天皇時代の貴公子たち/清少納言の矜持(きょうじ)
第2回 8月25日(木) 殿上人たちも舌を巻く機智「頭中将の漫ろなる虚言を聞きて」の段 その2
詳細:殿上人たちと女房たち/中宮定子の存在感
第3回 9月 1日(木) 別れた夫との良好な関係「頭中将の漫ろなる虚言を聞きて」の段 その3
詳細:貴公子たちに舌を巻かせる清少納言/教養の正しい使い方

備考

【備考】
※ 2019年度の3月に中断された講座の続きになります。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容をオンライン講座へ変更または中止とする場合がございます。

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師
プロフィール 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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