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講座詳細情報

申し込み締切日:2022-06-22 / 日本史 / 学内講座コード:22A1602800

『平治物語絵巻』を読む―武装描写を中心として―【オンデマンド配信】

主催:神奈川大学神奈川大学 オンライン講座(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
7月 6日(水)、 7月13日(水)、 7月20日(水)、 7月27日(水)、 8月 3日(水)
講座回数
5回
時間
12:00配信
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
 - 
その他
8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
平安末期の保元・平治の両乱は武者の世を告げる戦乱と称され、この両乱を経て平清盛の平氏が権力を掌握していく。この両乱を記した軍記物語に『保元物語』と『平治物語』があり、また、鎌倉時代には両乱ともにそれを描いた絵巻物が存在したが、現存するのは『平治物語絵巻』だけである。この絵巻も本来は十五巻あったようだが、現在では三条殿夜討巻・信西巻・六波羅行幸巻の三巻に六波羅合戦巻の断簡数片だけが残る。
しかし、三巻ともに当時の武士達の群衆描写に優れており、個々の武装描写に、腹巻鎧、肩に杏葉を付属する腹巻、膝鎧・脇引などの小具足、帽子冑、手鉾といった現存遺品の欠如を補う描写が多々見られ、当時の武具を考えるための参考になる絵巻物である。
本講座では、中世の武具(甲胄・弓箭・刀剣)を概説しつつ、『平治物語絵巻』に描かれている個々の武装描写の特徴について講義する。

【講座スケジュール】
第1回 7月 6日(水) 保元・平治両乱の概要と『平治物語絵巻』
詳細:保元・平治両乱の概要と『平治物語絵巻』の各巻の内容について講義する。
第2回 7月13日(水) 中世の甲冑と『平治物語絵巻』
詳細:中世の甲冑( 大鎧・腹巻・腹巻鎧・胴丸・腹当・星冑・筋冑)・小具足(籠手・脛当・面具等) と『平治物語絵巻』の甲冑・小具足について2回にわたって講義する。
第3回 7月20日(水) 中世の甲冑と『平治物語絵巻』
詳細:前回の続き
第4回 7月27日(水) 中世の弓箭と『平治物語絵巻』
詳細:中世の弓箭( 弓・矢・容器) と『平治物語絵巻』の弓箭について講義する。
第5回 8月 3日(水) 中世の刀剣と『平治物語絵巻』
詳細:中世の刀剣( 太刀・腰刀・打刀・長刀・鑓) と『平治物語絵巻』の刀剣について講義する。

備考

【備考】
◆オンデマンド配信では事前に収録した講義を受講できます。ライブ講座とは異なり、場所や時間を選ばず、自由に何回でも視聴できます。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴できなくなります。

ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
※マイク付きヘッドフォンセットの場合、音声をクリアに聞く・話すことができます。

◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
(3)「講座申込状況」をクリック後、配信欄の「受講する」をクリックすると、「動画の再生(オンデマンド配信)」が始まります。
※配信講座の録音・録画・写真撮影は固く禁止しています。
(4)資料のダウンロード欄の「ダウンロード」をクリックすると講座に使用する資料(レジュメ)をダウンロードする事ができます。

◆ハイフレックス講座とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
例えば初回は対面で参加して、2回目の講義は自宅からライブで参加する事も可能です。また語学講座や一部講座を除き、講座は収録し、終了後に動画配信します。
※動画配信期間は、最終講座日から1週間です。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。

講師陣

名前 近藤 好和
肩書き 有聴故実研究者
プロフィール 1957年神奈川県生まれ。1987年國學院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得。博士 ( 文学 ・ 広島大学 )。著書に、『弓矢と刀剣』『中世的武具の成立と武士』『騎兵と歩兵の中世史』( 以上、吉川弘文館 )、『源義経』( ミネルヴァ書房 )、『装束の日本史』『武具の日本史』( 以上、平凡社新書 )、『日本古代の武具『国家珍宝帳』と正倉院の器仗』( 思文閣出版 )、『朝廷儀礼の文化史』(臨川書店 )、『天皇の装束』( 中公新書 ) などがある。
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