検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2022-01-18 / 世界史 / 学内講座コード:21B1604600

フランスの世界文化遺産を訪ねて【ハイフレックス(録画あり)】

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
2月 1日(火)、 2月 8日(火)、 2月15日(火)、 2月22日(火)、 3月 1日(火)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
50
その他
8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
フランスは地理的に西欧世界の中心に位置しているので、その建築文化は周辺の国々との交流によって育まれました。そのためにフランスの建築や都市には西欧世界全体の縮図を見るかのような魅力が一杯です。例えば、大西洋と地中海に面する地方では、海のルートを経た様々な民族と伝統の建築技術が頻繁に出入りし、周辺の国境に接する地方では、互いに共通する材料特性と趣向を共有し、国の境界を越えた建築類型を見ることができます。本講座ではフランスの世界文化遺産がどのような背景から成立して現在まで保存されてきたのか、そしてその魅力はどこにあるのかを紹介し、皆さんと共に楽しい旅を疑似体験できることを目指したいと考えています。

【講座スケジュール】
第1回 2月 1日(火) フランスにおける文化遺産保護の歴史
詳細:1789年のフランス大革命後に起きたロマン主義作家たちの叫びで開始された文化遺産保護の法制度を紹介し、世界文化遺産がどのようにして保存修復されてきたのかを解説します。
第2回 2月 8日(火) モン・サン・ミッシェル修道院とその湾
詳細:古代ケルト人が「死者が宿る山」と呼んでいた花崗岩の円丘に、708 年大天使聖ミカエルのお告げを受けた聖オーベールが祈祷所を建設して以来、様々な歴史を経て変貌してきたモン・サン・ミッシェルの建築の歴史を繙き、その魅力に迫ります。
第3回 2月15日(火) ヴェルサイユ宮殿と庭園
詳細:太陽王ルイ14世が絶対的権力を誇示するために建設したヴェルサイユ宮殿と庭園が誕生するまでの背景とイタリアで誕生したバロック芸術との関係を解説します。
第4回 2月22日(火) パリのセーヌ河岸
詳細:古代ケルトのパリシス族がシテ島に住み始めて以来、現代まで発展し続けているパリの歴史を概観し、19世紀にナポレオンIII世とセーヌ県知事オスマンによるパリ大改造が今日の美しいパリを築くきっかけとなったことを解説します。そして、火災で屋根が焼失したノートルダム大聖堂やルーヴル宮などの代表的な構成資産を訪ねます。
第5回 3月 1日(火) フランスのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路
詳細:スペインのサンチャゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路沿いには、心の安らぎと来世の希望を求める巡礼者たちを迎え入れるロマネスク様式の聖堂が建設されました。建築だけではなく、彫刻や壁画の魅力も紹介します。

備考

【備考】
ハイフレックス講座とは、対面による講座を、オンライン(Zoomによるライブ)により同じ時間に受講参加できる形態です。受講生の皆様はライフスタイルにあわせて対面、またはオンライン(ライブ)で講座に参加する事が出来ます。
例えば初回は対面で参加して、2回目の講義は自宅からライブで参加する事も可能です。また語学講座や一部講座を除き、講座は収録し、終了後に動画配信します。
※動画配信期間は、最終講座日から1週間です。
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更する場合がございます。

講師陣

名前 羽生 修二
肩書き 東海大学名誉教授
プロフィール 1948年東京都生まれ。専門はフランス建築史、歴史的建造物保存修復。主な著書は『ヴィオレ・ル・デュク― 歴史再生のラショナリスト』(鹿島出版会))、『カラー版西洋建築様式史』(共著、美術出版社)、『世界の建築・街並みガイド(1)フランス/ スペイン/ ポルトガル』(共著、エクスナレッジ)等。
資料を請求する
質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.