検索:

トップ > 講座詳細


講座詳細情報

申し込み締切日:2022-02-03 / 日本史 / 学内講座コード:21B1602400

文学を読む―太宰治と三島由紀夫【対面講座】

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
2月 7日(月)、 2月14日(月)、 2月21日(月)、 2月28日(月)、 3月 7日(月)
講座回数
5回
時間
10:30~12:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
9,000円
定員
50
その他
8200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
資料を請求する
※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
本講座では、森鴎外から吉本ばななまで、明治から平成に至る様々の作家の作品を読んできたが、今回は太宰治と三島由紀夫の作品を取り上げる。作風も、生き方、思想も対極に位置するダザイとミシマだが、現在の日本でもよく読まれているのは、その作品の名を付けた桜桃忌と憂国忌が、熱心な読者によって営まれていることが示している。
スキャンダラスな自死によって知られる彼らが共有するのは、戦中から戦後の社会に対する違和感ではないか。それを読むことはだから、我々自身の抱いている違和感に向き合うことにほかならない。具体的には『カチカチ山』と『復讐』を読みながら、コロナ禍の進行する今、彼らの作品が共に問いかけるものを考えていきたい。

【講座スケジュール】
第1回 2月 7日(月) 太宰治 その1
詳細:表現・主題・時代背景等に留意しつつ太宰版『カチカチ山』を読む。
第2回 2月14日(月) 太宰治 その2
詳細:『御伽草子』の他の作品、及び戦中・戦後の太宰の作品を視界に収めながらこの作品について考える。
第3回 2月21日(月) 三島由紀夫その1
詳細:表現・主題・時代背景等に留意しつつ三島由紀夫『復讐』を読む。
第4回 2月28日(月) 三島由紀夫 その2
詳細:『英霊の聲』『サド侯爵夫人』等の作品にも言及しながら、この作品の意味するものを考える。
第5回 3月 7日(月) 太宰治と三島由紀夫
詳細:これまでの「読み」を踏まえて、ダザイとミシマが今日にといかけているものを考える。

備考

【備考】
◆コロナウイルス感染症の状況により講座内容を変更または中止とする場合がございます。

講師陣

名前 岩佐 壯四郎
肩書き 関東学院大学名誉教授
プロフィール 1946年生まれ。早稲田大学大学院博士課程満期退学。博士(文学)。日本近代文学・比較文学の分野で研究活動を展開し、演劇批評も執筆している。『抱月のベル・エポック』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『世紀末の自然主義』、『日本近代文学の断面1890-1920』『島村抱月の文芸批評と美学理論』等のほか、近著に『点景・昭和期の文学』がある。
資料を請求する
質問する

↑ページの先頭へ

© MARUZEN-YUSHODO Co., Ltd. All Rights Reserved.