講座詳細情報
申し込み締切日:2020-10-24 / 日本史 / 学内講座コード:20B1601100
古代の騎兵――中世武士の淵源を探る 【オンデマンド配信】
- 開催日
- 10月28日(水)、11月25日(水)、12月23日(水)、 1月27日(水)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 12:00配信開始
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,500円
- 定員
- -
- その他
- 5800円(神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
10世紀に成立した中世武士は、単独ではなく武士団という集団で活動した。武士団は騎兵と歩兵で構成されるが、武士とよぶのは騎兵だけである。つまり中世武士は騎兵である。ただし、中世前期と後期でその戦士としての性格は変化した。中世前期の武士はまさに「弓馬の士」であり、弓箭を主要攻撃具とした。一方、中世後期になると、武士は弓箭を持たなくなり、刀剣だけで戦うようになる。それが戦国時代を経て近世武士に引き継がれる。
翻って「弓馬の士」たる中世前期の武士の淵源はどこに求められるのか?それは古代の騎兵である。古代の騎兵と中世武士は断絶した存在であるとの説もある。しかし、戦士としての古代騎兵の実態を探ると、弓箭を主要攻撃具とするという中世前期武士との共通性を見出すことができ、中世武士の淵源は古代の騎兵に求めるべきとの考えに至る。
そこで、本講座では、中世武士の戦士としての実態を抑えたうえで、『日本書紀』『続日本紀』及び律令関係法典などの古代の文献を中心とし、考古遺物や正倉院の武具遺品と併考し、中世武士の淵源としての古代の騎兵の実態を探っていく。
【講座スケジュール】
第1回10月28日(水) 中世武士の実態
詳細:戦士としての側面から、主に絵巻物や肖像画などの絵画資料から中世武士の実態を探る。
第2回11月25日(水) 日本の騎兵の起源
詳細:『日本書紀』の記載に考古遺物を併考しつつ、日本の騎兵の起源を辿る。
第3回12月23日(水) 律令制下の騎兵I
詳細:軍防令などの律令関係法典や『続日本紀』の記載に正倉院の武具遺品を併考し、律令制下の騎兵の実態を探る。
第4回 1月27日(水) 律令制下の騎兵II
詳細:軍防令などの律令関係法典や『続日本紀』の記載に正倉院の武具遺品を併考し、律令制下の騎兵の実態を探る。
10世紀に成立した中世武士は、単独ではなく武士団という集団で活動した。武士団は騎兵と歩兵で構成されるが、武士とよぶのは騎兵だけである。つまり中世武士は騎兵である。ただし、中世前期と後期でその戦士としての性格は変化した。中世前期の武士はまさに「弓馬の士」であり、弓箭を主要攻撃具とした。一方、中世後期になると、武士は弓箭を持たなくなり、刀剣だけで戦うようになる。それが戦国時代を経て近世武士に引き継がれる。
翻って「弓馬の士」たる中世前期の武士の淵源はどこに求められるのか?それは古代の騎兵である。古代の騎兵と中世武士は断絶した存在であるとの説もある。しかし、戦士としての古代騎兵の実態を探ると、弓箭を主要攻撃具とするという中世前期武士との共通性を見出すことができ、中世武士の淵源は古代の騎兵に求めるべきとの考えに至る。
そこで、本講座では、中世武士の戦士としての実態を抑えたうえで、『日本書紀』『続日本紀』及び律令関係法典などの古代の文献を中心とし、考古遺物や正倉院の武具遺品と併考し、中世武士の淵源としての古代の騎兵の実態を探っていく。
【講座スケジュール】
第1回10月28日(水) 中世武士の実態
詳細:戦士としての側面から、主に絵巻物や肖像画などの絵画資料から中世武士の実態を探る。
第2回11月25日(水) 日本の騎兵の起源
詳細:『日本書紀』の記載に考古遺物を併考しつつ、日本の騎兵の起源を辿る。
第3回12月23日(水) 律令制下の騎兵I
詳細:軍防令などの律令関係法典や『続日本紀』の記載に正倉院の武具遺品を併考し、律令制下の騎兵の実態を探る。
第4回 1月27日(水) 律令制下の騎兵II
詳細:軍防令などの律令関係法典や『続日本紀』の記載に正倉院の武具遺品を併考し、律令制下の騎兵の実態を探る。
備考
【備考】
オンデマンド配信では事前に収録した講義を視聴出来ます。ライブ講座とは異なり、場所や時間を選ばず、自由に何回でも視聴出来ます。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴出来なくなります。
ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
(3)受講するをクリックすると、「Zoom(ライブ配信)」または「動画の再生」が始まります。
(資料のダウンロードも出来ます。印刷等、ご自身のご都合に合わせてご利用ください。)
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
オンデマンド配信では事前に収録した講義を視聴出来ます。ライブ講座とは異なり、場所や時間を選ばず、自由に何回でも視聴出来ます。
※配信された動画は最終講座から1週間後に視聴出来なくなります。
ご受講にあたり下記のシステム環境が必要です。各自、環境の準備と確認をお願いします。
1.パソコン・スマートフォン・タブレットなどの端末
2.インターネット環境
3.マイク(内蔵または外付け) ※ライブ講座の場合
4.ウェブカメラ(内蔵または外付け)※ライブ講座の場合
◆オンライン講座受講方法および注意点◆
(1)KUポートスクエアのホームページ内にある「マイページへログインする」をクリック
(2)受講生番号とパスワードを入力
(3)受講するをクリックすると、「Zoom(ライブ配信)」または「動画の再生」が始まります。
(資料のダウンロードも出来ます。印刷等、ご自身のご都合に合わせてご利用ください。)
※マイページに入るには受講生番号とパスワードが必要です。講座を受講される前にマイページに入れるかご確認をお願いします。受講生番号やパスワードをお忘れの場合はKUポートスクエアまでご連絡ください。
※定員の充足状況の変化や、休講・補講等がある場合があります。
お申込の際は、リンク先の主催校のホームページをご確認下さい。
講師陣
名前 | 近藤 好和 |
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肩書き | 國學院大學大学院講師 |
プロフィール | 1957年神奈川県生まれ。1987年國學院大学大学院文学研究科博士課程後期単位取得。博士(文学・広島大学)。著書に、『弓矢と刀剣』『中世的武具の成立と武士』『騎兵と歩兵の中世史』(以上、吉川弘文館)、『源義経』(ミネルヴァ書房)、『装束の日本史』『武具の日本史』(以上、平凡社新書)、『日本古代の武具 『国家珍宝帳』と正倉院の器仗』(思文閣出版)、『朝廷儀礼の文化史』(臨川書店)、『天皇の装束』(中公新書)などがある。 |