講座詳細情報
申し込み締切日:2018-11-05 / 経済:政治 / 学内講座コード:18B1610801
中朝、中米、一帯一路 有為転変の中国外交
- 開催日
- 11月 6日(火)、11月13日(火)、11月20日(火)
- 講座回数
- 3回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 数回もの
- 入学金
- -
- 受講料
- 5,000円
- 定員
- 50
- その他
- 4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
今年の中国は政治的には習近平一強体制を固めてスタートを切ったが、外交的には、近年にない激動の年となった。
昨年まで米とともに北朝鮮の核ミサイル開発をおさえるために同国に対する制裁をためらわなかった中国が、3 月末の金正恩初訪中以降、かつての中朝蜜月時代を思わせるほどに友好を回復した。
一方では、昨年春秋の習・トランプ相互訪問までは友好的だった中米関係が今年は貿易摩擦を皮切りに先端技術、南シナ海、台湾問題などをめぐって、一転きびしい対立を生みだした。
さらに将来を見据えた中国外交のグランド・デザインである「一帯一路」計画が世界各地で反中ムードを生んでいるのも見逃せない。
そこで今回は日中関係を含めて中国の今年の対外活動を主題としたい。
【講座スケジュール】
第1回11月 6日(火)
詳細:中国の外交は国が大きいこと、政治体制が独自なことによって、通常の国とは、いささか様相を異にする面がある。それを踏まえた上で、まず米朝関係を含めて今年急展開を見せた中朝関係を取り上げる。
第2回11月13日(火)
詳細:今年の米朝関係は国交を樹立して以来初めてといっていいほどに緊張した。それは単に貿易摩擦とか台湾問題とか、個別の問題の集積というより、世界1 位の大国に2 位の大国が迫りつつあるところから生じたものだけに、今後の展開は予断を許さない。その現状を分析する。
第3回11月20日(火)
詳細:中国はほとんど地球全体にまで広がりそうなほどの、壮大なインフラ整備計画「一帯一路」を掲げ、各国に働きかけているが、今年はそれに対する反発もまた広まった。それはなぜか。日中関係と合わせて考えたい。
今年の中国は政治的には習近平一強体制を固めてスタートを切ったが、外交的には、近年にない激動の年となった。
昨年まで米とともに北朝鮮の核ミサイル開発をおさえるために同国に対する制裁をためらわなかった中国が、3 月末の金正恩初訪中以降、かつての中朝蜜月時代を思わせるほどに友好を回復した。
一方では、昨年春秋の習・トランプ相互訪問までは友好的だった中米関係が今年は貿易摩擦を皮切りに先端技術、南シナ海、台湾問題などをめぐって、一転きびしい対立を生みだした。
さらに将来を見据えた中国外交のグランド・デザインである「一帯一路」計画が世界各地で反中ムードを生んでいるのも見逃せない。
そこで今回は日中関係を含めて中国の今年の対外活動を主題としたい。
【講座スケジュール】
第1回11月 6日(火)
詳細:中国の外交は国が大きいこと、政治体制が独自なことによって、通常の国とは、いささか様相を異にする面がある。それを踏まえた上で、まず米朝関係を含めて今年急展開を見せた中朝関係を取り上げる。
第2回11月13日(火)
詳細:今年の米朝関係は国交を樹立して以来初めてといっていいほどに緊張した。それは単に貿易摩擦とか台湾問題とか、個別の問題の集積というより、世界1 位の大国に2 位の大国が迫りつつあるところから生じたものだけに、今後の展開は予断を許さない。その現状を分析する。
第3回11月20日(火)
詳細:中国はほとんど地球全体にまで広がりそうなほどの、壮大なインフラ整備計画「一帯一路」を掲げ、各国に働きかけているが、今年はそれに対する反発もまた広まった。それはなぜか。日中関係と合わせて考えたい。
講師陣
名前 | 田畑 光永 |
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肩書き | 元神奈川大学教授 、ジャーナリスト |
プロフィール | 1960 年東京外国語大学中国語科卒業、同年TBS に入社。中国北京・香港支局長、TBS テレビキャスターなど歴任。1996 年から2006 年まで神奈川大学教授。専門は現代中国論、マスコミ論。主要著書に『勝った中国・負けた日本―記事が映す断絶八年の転変―(一九四五年~一九五二年)』(御茶の水書房)、『中国を知る』『?小平の遺産』(以上、岩波書店)、『中国のしくみ』(ナツメ社)など。 |