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講座詳細情報

申し込み締切日:2018-10-04 / 経済 / 学内講座コード:18B1610701

経済から国際問題を読み解く

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月 5日(金)、10月12日(金)、10月19日(金)、10月26日(金)、11月 2日(金)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
8,000円
定員
30
その他
7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
米朝会談はなぜ起きたのか? これは、朝鮮半島への国際的経済制裁の結果だと言われているが、もしその逆に国際的経済的制裁が効果を持たなかったから起きたのだとしたら、どうであろう。リーマンショック以後、西欧中心の経済体制に対するBRICS の反抗が激しさを増している。新たな冷戦とも言えるこの対立は、戦後のIMF 体制を崩壊させかねない威力をもつ。世界銀行に対する建設銀行の創設、一帯一路による新たな経済圏の創設、その背後で進むドル体制から、金本位制あるいは元体制への移行、こうした流れは戦後体制の崩壊の危機であり、米国や西欧を中心とした体制の崩壊の危機である。国際的な経済制裁が効果を奏さなくなったのは、まさに経済体制が大きく分裂しはじめたからである。早くも米欧は新しい体制との対立よりは、融和を模索しつつある。この流れを見ていくことが本講座の目的である。

【講座スケジュール】
第1回10月 5日(金) はじめに 世界経済の構図ー戦後のIMF 体制
第2回10月12日(金) ソ連・東欧社会主義の崩壊と資本主義経済、先進国経済の一人勝ち?
第3回10月19日(金) 新たなる冷戦の始まりー新たなる新興勢力の台頭ロシアと中国
第4回10月26日(金) 西欧中心体制の危機と朝鮮半島問題
第5回11月 2日(金) 世界経済の今後の動向

備考

【教材】
※参考テキスト 『最強の思考法ー「抽象化する力」の講義』日本実業出版社、2018 年
※教材費は受講料に含まれません。購入等については講座開始前にご案内します。

講師陣

名前 的場 昭弘
肩書き 神奈川大学教授
プロフィール 1952 年生まれ。慶応義塾大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。専門は社会思想史、とりわけマルクス。主要著書に『一週間de 資本論』『21 世紀から見る「資本論」』(以上、NHK 出版)、『超訳「資本論」』(全三巻、祥伝社新書)、『マルクスだったらこう考える』『ネオ共産主義論』(以上、光文社新書)、『とっさのマルクス』(幻冬舎)、『新訳 共産党宣言』(作品社)、『革命再考』(角川新書)など。
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