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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-05-14 / 自然科学・環境 / 学内講座コード:17A1611401

科学と戦争―満州731部隊の歴史と現代

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月16日(火)、 5月30日(火)、 6月13日(火)、 6月27日(火)、 7月11日(火)
講座回数
5回
時間
13:00~14:30
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
8,000円
定員
30
その他
7200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
戦後70 年を超えても、科学と戦争、社会と責任の問題は、歴史の地層に閉ざされている。一方、近年では学術研究において、科学・技術と軍事研究の問題もクローズアップされている。そこで改めて科学と戦争について、日本の満州731 部隊の歴史と現代的意味を考えることで、21 世紀の科学と技術の倫理を見つめ直す講座とする。

【講座スケジュール】
第1回 5月16日(火) 731 部隊の萌芽から発足まで(慎重な組織者・石井中将)
第2回 5月30日(火) 陸軍にとっての731 部隊(生物兵器・細菌戦)
第3回 6月13日(火) 医学と731 部隊(人体実験)
第4回 6月27日(火) 社会と731 部隊(情報操作、帝銀事件)
第5回 7月11日(火) 科学と戦争――21 世紀の科学・技術と倫理(希望の科学技術のために)

講師陣

名前 常石 敬一
肩書き 神奈川大学名誉教授
プロフィール 1943 年東京生まれ。1966 年、東京都立大学理学部物理学科卒業。専門は科学史。自著の『消えた細菌戦部隊』(海鳴社、1981 年)から『医学者たちの組織犯罪』(朝日新聞社、1994 年)のころまでは満州731 部隊の問題を通じて、科学(者)と戦争の問題を考えていた。『化学兵器犯罪』(講談社、2003 年)の前後は化学兵器の問題を軸に軍事科学の問題に取り組んだ。21 世紀に入り、STS(科学・技術・社会)のケーススタディとして『原発とプルトニウム』(PHP 新書、2010 年)、『結核と日本人』(岩波書店、2011 年)そして『日本の原子力時代』(岩波書店、2015 年)などで科学技術と人間との関係を考えてきた。2015 年、防衛省が大学などの科学技術研究への補助金を創設したことに触発され、731 部隊の問題に立ち戻り、21 世紀における科学技術と社会のあり方を模索している。
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