講座詳細情報
申し込み締切日:2016-09-06 / 英語(中級~) / 学内講座コード:16B1614701
翻訳家をめざす講座
- 開催日
- 9月10日(土)、 9月24日(土)、10月 8日(土)、10月22日(土)、11月 5日(土)、11月19日(土)、12月10日(土)、12月17日(土)、 1月14日(土)、 1月28日(土)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 10:00~12:00
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 25,000円
- 定員
- 20
- その他
- 22500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
後期は、前期で翻訳の基本を学んで頂いた次のstep になるので、教材のレベルもやや高くなり、訳文もより洗練された完成度の高いものが要求されます。今回初めてこの講座に参加を考えておられる方々は、最初は少々困難を感じられるかも知れません。(申し込み時、受付に第一回課題を用意しておきますので、ご自分の力と比べて判断なさってください。)
前期と同様、毎回課題を出し、提出された訳文を添削/ 返却/ 解説するという方式に変わりはありませんが、明治以来わが国での翻訳がどう変わってきたか、翻訳が創作にどういう影響を与えたかといった歴史をたどり、同一作品の複数の訳を比較検討してみます。現在教職についておられる方、すでに翻訳の仕事(分野は問いません)をしておられる方々の参加を歓迎いたします。
【講座スケジュール】
第1回 9月10日(土) 前期で扱ったテーマの概要紹介/蘭学事始
第2回 9月24日(土) ヘボン博士らによる聖書の日本語訳
第3回10月 8日(土) 若松賎子とその翻訳
第4回10月22日(土) 二葉亭四迷と「あいびき」
第5回11月 5日(土) 戦前の日本知識人と翻訳
第6回11月19日(土) 戦時中の翻訳
第7回12月10日(土) 戦後の混乱と翻訳事情
第8回12月17日(土) 最近の翻訳
第9回 1月14日(土) 卒業制作指導
第10回 1月28日(土) その講評と今後の翻訳のあり方
後期は、前期で翻訳の基本を学んで頂いた次のstep になるので、教材のレベルもやや高くなり、訳文もより洗練された完成度の高いものが要求されます。今回初めてこの講座に参加を考えておられる方々は、最初は少々困難を感じられるかも知れません。(申し込み時、受付に第一回課題を用意しておきますので、ご自分の力と比べて判断なさってください。)
前期と同様、毎回課題を出し、提出された訳文を添削/ 返却/ 解説するという方式に変わりはありませんが、明治以来わが国での翻訳がどう変わってきたか、翻訳が創作にどういう影響を与えたかといった歴史をたどり、同一作品の複数の訳を比較検討してみます。現在教職についておられる方、すでに翻訳の仕事(分野は問いません)をしておられる方々の参加を歓迎いたします。
【講座スケジュール】
第1回 9月10日(土) 前期で扱ったテーマの概要紹介/蘭学事始
第2回 9月24日(土) ヘボン博士らによる聖書の日本語訳
第3回10月 8日(土) 若松賎子とその翻訳
第4回10月22日(土) 二葉亭四迷と「あいびき」
第5回11月 5日(土) 戦前の日本知識人と翻訳
第6回11月19日(土) 戦時中の翻訳
第7回12月10日(土) 戦後の混乱と翻訳事情
第8回12月17日(土) 最近の翻訳
第9回 1月14日(土) 卒業制作指導
第10回 1月28日(土) その講評と今後の翻訳のあり方
備考
【教材】
※教材はすべて、クラスの進行に合わせて毎回講師側でプリントを準備し、配布します。欠席等でもらい損ねた分は、事務局窓口でお受け取りください。10回分でかなりな分量の教材・資料を配布の予定ですので、この講座のためにA -4版のバインダーを一冊ご用意ください。なお、使い慣れた中型英和辞典(できるだけ新しいもの)を毎回持参してください。電子辞書でも可ですが、翻訳クラスには紙の辞書のほうが役立ちます。
※教材はすべて、クラスの進行に合わせて毎回講師側でプリントを準備し、配布します。欠席等でもらい損ねた分は、事務局窓口でお受け取りください。10回分でかなりな分量の教材・資料を配布の予定ですので、この講座のためにA -4版のバインダーを一冊ご用意ください。なお、使い慣れた中型英和辞典(できるだけ新しいもの)を毎回持参してください。電子辞書でも可ですが、翻訳クラスには紙の辞書のほうが役立ちます。
講師陣
名前 | 河野 一郎 |
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肩書き | 東京外国語大学名誉教授、フェリス女学院大学名誉教授 |
プロフィール | 1930年兵庫県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。GARIOA(Fulbright奨学生制度の前身)留学生としてCalifornia州立大学SanDiego校に留学、帰国後、神奈川大学専任講師として英語クラスを担当。その後一橋大学講師を経て、東京外国語大学で日本の大学としては初めての翻訳演習講座を開講。1961~2年には横浜SanDiego姉妹都市交換教授としてSanDiego州立大学で日米比較文化・文学を教える。1967年にも同大学の夏期講座で日本文学担当。専門は19世紀以降の英米文学とその翻訳。著・訳書には『英訳現代日本詩集』(研究社)、『翻訳上達法』(講談社現代新書)、『翻訳のおきて』(DHC)、E.ブロンテ『嵐が丘』(中央公論社)、『英米童謡集』『イギリス民話集』(以上、岩波書店)、アラン・シリトー『長距離走者の孤独』(新潮文庫)、『華麗なる門出』(集英社)など。 |