講座詳細情報
申し込み締切日:2016-10-07 / 政治:心理 / 学内講座コード:16B1613801
アジアの視点 その10 激動する「アジアの安保問題」を分析する
- 開催日
- 10月28日(金)、11月 4日(金)、11月11日(金)、11月18日(金)、11月25日(金)、12月 9日(金)、12月16日(金)、 1月13日(金)、 1月20日(金)
- 講座回数
- 9回
- 時間
- 16:00~17:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 14,000円
- 定員
- 50
- その他
- 12600(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
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講座詳細
【講座内容】
今日のアジアは、政治・経済・軍事面で、従来に増して相互依存関係が深まっているにも拘らず、一層尖鋭な対立を示しており、特に隣接する東北アジアの日韓中三国と米・ソ間の関係がそうである。シンガポールで開催された“アジア国防相会議”はそれを端的に示している。まさに冷戦時代への逆戻りの様相である。その理由はなぜか?
この講座では、こうしたアジア地域の拮抗する現実的状況を踏まえて、それぞれの分野における専門の研究者と実務家で構成された講師陣により、アジア地域が直面している問題に焦点を合わせて分析し、アジアの全体像を浮き彫りにしようとするものである。
■コーディネーター:郷田 正萬
【講座スケジュール】
第1回10月28日(金) 北朝鮮の安保と核開発【小牧 輝夫】
第2回11月 4日(金) プーチンの訪日とシベリア開発および北方領土【下斗米 伸夫】
第3回11月11日(金) 中国の世界戦略【天児 慧】
第4回11月18日(金) インドの安保と南アジア【竹中 千春】
第5回11月25日(金) フィリピン:ドゥテルテ政権の内政と外交【鈴木 有理佳】
第6回12月 9日(金) イギリスのEU 脱退と為替変動と日本【比佐 章一】
第7回12月16日(金) 日本の安保と沖縄基地【今西 光男】
第8回 1月13日(金) ベトナム党大会以後の内政と外交【坪井 善明】
第9回 1月20日(金) 朝鮮半島と国連政治/外交【郷田 正萬】
今日のアジアは、政治・経済・軍事面で、従来に増して相互依存関係が深まっているにも拘らず、一層尖鋭な対立を示しており、特に隣接する東北アジアの日韓中三国と米・ソ間の関係がそうである。シンガポールで開催された“アジア国防相会議”はそれを端的に示している。まさに冷戦時代への逆戻りの様相である。その理由はなぜか?
この講座では、こうしたアジア地域の拮抗する現実的状況を踏まえて、それぞれの分野における専門の研究者と実務家で構成された講師陣により、アジア地域が直面している問題に焦点を合わせて分析し、アジアの全体像を浮き彫りにしようとするものである。
■コーディネーター:郷田 正萬
【講座スケジュール】
第1回10月28日(金) 北朝鮮の安保と核開発【小牧 輝夫】
第2回11月 4日(金) プーチンの訪日とシベリア開発および北方領土【下斗米 伸夫】
第3回11月11日(金) 中国の世界戦略【天児 慧】
第4回11月18日(金) インドの安保と南アジア【竹中 千春】
第5回11月25日(金) フィリピン:ドゥテルテ政権の内政と外交【鈴木 有理佳】
第6回12月 9日(金) イギリスのEU 脱退と為替変動と日本【比佐 章一】
第7回12月16日(金) 日本の安保と沖縄基地【今西 光男】
第8回 1月13日(金) ベトナム党大会以後の内政と外交【坪井 善明】
第9回 1月20日(金) 朝鮮半島と国連政治/外交【郷田 正萬】
講師陣
名前 | 小牧 輝夫 |
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肩書き | 大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員教授 |
プロフィール | 1940年神戸生まれ。大阪市立大学経済学部卒業。アジア経済研究所に入所、部長、研究主幹などを務め、その後、国士舘大学21世紀アジア学部教授、学部長などを歴任。アジア経済研究所名誉研究員。主要著書に『朝鮮半島――開放化する東アジアと南北対話』(編著)、『苦難の行進――金正日時代の政治経済展望』(共編著)、『経済から見た北朝鮮』(共編著)など。 |
名前 | 下斗米 伸夫 |
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肩書き | 法政大学法学部教授 |
プロフィール | 1948年札幌生まれ。1978年東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)。専攻は比較政治学、冷戦史、ロシア政治。成蹊大学法学部教授を経て1988年から現職。著書に『図説ソ連の歴史』(河出書房新社)、『日本冷戦史(1945~ 56年)』(岩波書店)など。 |
名前 | 天児 慧 |
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肩書き | 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授、現代中国研究所長 |
プロフィール | ここ10年近く、自分の本来の研究対象である現代中国政治よりも、アジア地域統合、その中でも日中関係、日本とアジアなどを考え、まとめ、発信してきた。その成果として、『中国・アジア・日本』(筑摩新書)、『日本再生の戦略』(講談社新書)、『アジア連合への道』(筑摩書房)、『膨張する中国と対外関係』『アジアの非伝統的安全保障』(以上、剄草書房)、『日中対立』(ちくま新書)、『中華人民共和国史 新版』(岩波新書)などを出版。 |
名前 | 竹中 千春 |
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肩書き | 立教大学法学部教授 |
プロフィール | 1957年東京生まれ。東京大学法学部卒業。専門はインドの現代政治や国際政治。東京大学法学部助手、同東洋文化研究所助手、明治学院大学国際学部教授等を経て現職。主要著書に『盗賊のインド史――帝国・国家・無法者』(有志舎)、『千春先生の平和授業/2011~ 2012/未来は子どもたちがつくる』(朝日学生新聞社)、『世界はなぜ仲良くできないの?――暴力の連鎖を解くために』(阪急コミュニケーションズ)など。 |
名前 | 鈴木 有理佳 |
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肩書き | 日本貿易振興機構アジア経済研究所、地域研究センター動向分析研究グループ 研究グループ長代理 |
プロフィール | 1970年東京都生まれ。慶應義塾大学経済学研究課修士課程修了。アジア経済研究所に入所、2000~ 2002年と2011~ 2013年に海外研究員としてフィリピンに滞在。フィリピン政治経済につき広く調査・研究。共著書に『アジア動向年報2016』(アジア経済研究所)、「フィリピン、高成長の持続が課題」(『ASEAN 経済と中所得国の罠』(日本経済研究センター)など。 |
名前 | 比佐 章一 |
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肩書き | 神奈川大学経済学部准教授 |
プロフィール | 1972年茨城県生まれ。2002年一橋大学大学院経済学研究科博士課程修了。横浜市立大学准教授を経て2014 年から現職。専攻は日本経済論、マクロ経済学、計量経済学。主要な著書・論文に『日本の医療改革――レセプトによる経済分析』(共著、東洋経済新報社)、「日本企業における設備投資行動の不安定性とその決定要因」(『日本経済研究』日本経済研究センター、2007 年)など。 |
名前 | 今西 光男 |
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肩書き | 法政大学法学部講師、「メディアウオッチ100」代表 |
プロフィール | 1948年埼玉県川越市生まれ。東京大学法学部卒業。71年朝日新聞社に入社。大津、京都両支局、大阪社会部、東京政治部、西部社会部次長、東京政治部次長、電々メディア局ニュースセクションエディター、総合研究本部(現・ジャーナリスト学校)主任研究員などを経て、2008年1月定年退職。著書に『占領期の朝日新聞と戦争責任』(朝日新聞出版)など。 |
名前 | 坪井 善明 |
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肩書き | 早稲田大学政治経済学術院教授 |
プロフィール | 1948年生まれ。東京大学法学部政治学科卒業。フランスパリ大学社会科学高等研究院社会学博士号取得。北海道大学法学部教授を経て、1997 年より現職。ベトナム政治史・ベトナム現代政治専攻。「L'Empire vietnamien face a la France et a la Chine(1847-1885)」(L'Harmattan, Paris,1984)で渋沢クローデル賞、『ヴェトナム「 豊かさ」への夜明け』(岩波新書、1992)でアジア・太平洋賞特別賞受賞。『ヴェトナム現代政治』(東京大学出版会)、『ヴェトナム新時代、「豊かさ」への模索』(岩波新書)等、著作多数。 |
名前 | 郷田 正萬 |
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肩書き | 神奈川大学名誉教授 |
プロフィール | 東京大学大学院法学政治学研究科修了(法学博士)。神奈川大学助教授、教授、法学研究所所長、アジア問題研究所所長を歴任。専門は国際政治学、アジア政治外交史。カリフォルニア大学(Berkeley/ 米国)・慶南大学(韓国)・復旦大学(上海/ 中国)の客員および招聘教授。従来は冷戦期における国際機構を中心に据えて研究し『国連の政治過程』を出版したが、現在は、朝鮮半島に焦点を置きアジアの地域統合について研究している。 |