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講座詳細情報

申し込み締切日:2017-01-30 / 経済 / 学内講座コード:16B1613501

税の基礎知識と身近な問題

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
1月31日(火)、 2月 7日(火)、 2月14日(火)、 2月21日(火)、 2月28日(火)、 3月 7日(火)、 3月14日(火)、 3月21日(火)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
50
その他
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
日本では税に関する教育はほとんど行われていません。しかし、私たちの身の回りでは、消費税増税、相続税の基礎控除減額、法人税引下げ、軽課税国への課税逃れなど、税をめぐる問題が多く議論されています。たとえば、わが国では相続税の納税義務者は相続人ですが、諸外国においては、被相続人が納税義務者と考えられている国もあります。この違いは、相続税の課税方式(遺産税方式、遺産取得税方式)によるものです。こうした疑問に対しては、税の問題を法律学的視点から考えることが必要です。
この講座は、「納税者として税の問題を基礎的にどのように考えたらよいのだろう。」という視点で、税の問題を考えるための基礎知識を身につけることにあります。そのため、これまで法律を全く勉強したことがない方にも分かりやすく説明します。受講者の身近な税の問題を議論し、一緒に考えたいと思います。リピート受講者も歓迎します。

【講座スケジュール】
第1回 1月31日(火) 税の基礎知識
詳細:憲法と租税法律主義・租税公平主義
誰が納税義務者か、何に課税するのか、税の強制力、課税負担の公平とは、水平的公平と垂直的公平。

第2回 2月 7日(火) 税の基礎知識と課題
詳細:所得とは、税の負担能力とは、勤労性所得と資産性所得における税の負担と課題、節税と脱税、租税回避。

第3回 2月14日(火) 所得税の基礎知識と課題(1)
詳細:所得税10 種類の性質と税額計算、損益通算。

第4回 2月21日(火) 所得税の基礎知識と課題(2)
詳細:所得区分における問題と所得控除と税額控除。

第5回 2月28日(火) 所得税の基礎知識と課題(3)
詳細:所得税の身近な事例問題及び裁判例の解説。

第6回 3月 7日(火) 法人税の基礎知識と課題
詳細:法人税とは、なぜ法人税引下げが議論になるのか、国際課税との関係。

第7回 3月14日(火) 相続税・贈与税の基礎知識と課題(1)
詳細:相続税とは、相続税の基礎控除額の引下げが、納税義務者に与える影響。

第8回 3月21日(火) 相続税・贈与税の基礎知識と課題(2)
詳細:相続税の連帯納付責任、何が相続財産か、信託財産と相続・贈与。

講師陣

名前 水野 惠子
肩書き 愛知学院大学法学部教授
プロフィール 1948年愛知県生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了、博士(法学)。専門は租税法。単著『金融資産・信託財産の課税と理論』(中央経済社)、共著に『入門国際租税法』(清文社)、『テキストブック租税法』(中央経済社)、学術論文に「金融資産所得課税」(第30 回日税研究賞「研究者の部」受賞)、「相続税の基礎理論と今日的課題」(日税研論集)、「デリバティブ課税」、「受益者等課税信託」(一橋法学)などがある。
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