大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
わが国の実務界へ「マーケティング」が導入されたのは約60年前のことである。そして、今日では生活の諸側面において“マーケティング”が確認されるようになっている。ところが、“マーケティング”の潜在力と可能性はその程度のものではない。本講義は、このマーケティングなるものの生成の経緯、考え方(理論と技法)、そして思想を理解し、修得を目的とするものである。参加者は、本講座を終えることによって必ずや新たな視角と術を修得することができよう。

【講座スケジュール】
第1回10月 8日(土) マーケティングとは何か～わが国へのマーケティング概念の導入
第2回10月15日(土) 企業におけるマーケティングの役割とマーケティング・コンセプト
第3回10月22日(土) マーケティング・マネジメントの理論的枠組み
第4回10月29日(土) 事例研究:トヨタ「クラウン」のマーケティング戦略
第5回11月 5日(土) マーケティング定義の変遷～マーケティングの対象と範囲
第6回11月12日(土) わが国における高度大衆消費時代の到来と小売業の発展
第7回11月19日(土) マーケティング思想と学生消費者主義
第8回11月26日(土) マーケティング学の論理と意義:経済学との比較

名前	上沼 克?
肩書き	神奈川大学経済学部教授
プロフィール	1950年 長野県生まれ。早稲田大学大学院商学研究科博士課程修了。博士(商学・早稲田大学)。中小企業診断士試験委員、大学基準協会大学評価専門委員、文部科学省教科書検定委員など歴任。著書『マーケティング学の生誕へ向けて』、『マーケティング学説史―アメリカ編』、『マーケティング学説史―日本編』(以上、同文舘出版)、他。