講座詳細情報
申し込み締切日:2017-02-04 / 日本史 / 学内講座コード:16B1612301
庶民たちの王朝時代 農民・漁民・商工民
- 開催日
- 2月 5日(日)、 2月12日(日)、 2月19日(日)、 3月 5日(日)、 3月12日(日)、 3月19日(日)
- 講座回数
- 6回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 9,500円
- 定員
- 50
- その他
- 8500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
何となく「貴族の時代」としてのイメージを持たれがちな王朝時代ですが、ちょっと考えてみれば当たり前のことながら、王朝時代においても、日本の人口のほとんどは、「貴族」と呼ばれる人々ではなく、「庶民」として扱われる人々でした。
けれども、実のところ、王朝時代の庶民たちについては、彼らがどのような日常生活を送っていたのか、あまりよくわかっていません。王朝時代の日本にも、農民も、漁民も、商工民も、大勢いたわけですが、彼らがどのように暮らしていたのかということは、それほど明らかになっていないのです。
そこで、この講座では、多様な文書や記録や文学作品を手がかりとして、さらには、幾(いく)つかの絵巻物(えまきもの)をも手がかりとして、王朝時代のさまざまな庶民たちについて、その日々の暮らしを復元していきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2月 5日(日) 田を耕す人々
詳細:田植えの歌/稲刈りの風景/農家の生(い)け垣(がき)/農村の祭
第2回 2月12日(日) 魚を獲(と)る人々
詳細:さまざまな漁業/漁村の風景/漁場をめぐる争い
第3回 2月19日(日) 川を往来(おうらい)する人々
詳細:高瀬舟(たかせぶね)の運ぶもの/川から得られる商品/河原の生業
第4回 3月 5日(日) 海に漕(こ)ぎ出(だ)す人々
詳細:瀬戸内海を渡る船/船頭(せんどう)のがめつさ/舟歌(ふなうた)/舟人(ふなびと)たちの信仰
第5回 3月12日(日) 馬で稼(かせ)ぐ人々
詳細:馬借(ばしゃく)の姿/馬の飼育(しいく)を請(う)け負(お)う人々/馬を売買する人々/馬盗人(うまぬすびと)
第6回 3月19日(日) 匠(たくみ)の技(わざ)を見せる人々
詳細:職人たちの働く風景/多様な職人たち/職人たちの稼(かせ)ぎ
何となく「貴族の時代」としてのイメージを持たれがちな王朝時代ですが、ちょっと考えてみれば当たり前のことながら、王朝時代においても、日本の人口のほとんどは、「貴族」と呼ばれる人々ではなく、「庶民」として扱われる人々でした。
けれども、実のところ、王朝時代の庶民たちについては、彼らがどのような日常生活を送っていたのか、あまりよくわかっていません。王朝時代の日本にも、農民も、漁民も、商工民も、大勢いたわけですが、彼らがどのように暮らしていたのかということは、それほど明らかになっていないのです。
そこで、この講座では、多様な文書や記録や文学作品を手がかりとして、さらには、幾(いく)つかの絵巻物(えまきもの)をも手がかりとして、王朝時代のさまざまな庶民たちについて、その日々の暮らしを復元していきたいと思います。
【講座スケジュール】
第1回 2月 5日(日) 田を耕す人々
詳細:田植えの歌/稲刈りの風景/農家の生(い)け垣(がき)/農村の祭
第2回 2月12日(日) 魚を獲(と)る人々
詳細:さまざまな漁業/漁村の風景/漁場をめぐる争い
第3回 2月19日(日) 川を往来(おうらい)する人々
詳細:高瀬舟(たかせぶね)の運ぶもの/川から得られる商品/河原の生業
第4回 3月 5日(日) 海に漕(こ)ぎ出(だ)す人々
詳細:瀬戸内海を渡る船/船頭(せんどう)のがめつさ/舟歌(ふなうた)/舟人(ふなびと)たちの信仰
第5回 3月12日(日) 馬で稼(かせ)ぐ人々
詳細:馬借(ばしゃく)の姿/馬の飼育(しいく)を請(う)け負(お)う人々/馬を売買する人々/馬盗人(うまぬすびと)
第6回 3月19日(日) 匠(たくみ)の技(わざ)を見せる人々
詳細:職人たちの働く風景/多様な職人たち/職人たちの稼(かせ)ぎ
講師陣
名前 | 繁田 信一 |
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肩書き | 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師 |
プロフィール | 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。 |