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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-04-22 / 英語(中級~) / 学内講座コード:16A1614401

翻訳家をめざす講座

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
5月 7日(土)、 5月14日(土)、 5月21日(土)、 5月28日(土)、 6月 4日(土)、 6月11日(土)、 6月18日(土)、 6月25日(土)、 7月 2日(土)、 7月 9日(土)
講座回数
10回
時間
10:00~12:00
講座区分
前期 
入学金
 - 
受講料
25,000円
定員
15
その他
22500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
わずか10回の授業で、一人前の翻訳家が出来上がるはずもありませんが、講義と添削を通じて、どういう勉強の仕方をすると上達が早いか、こういう英語の表現には特に気をつけ、このような日本語表現は避けたほうがいい―といった具体的な提案をしてゆきます。毎回違ったジャンルの英文課題を宿題として出題し、個人添削をしますので、定員は15名に限らせて頂きます。時間的余裕と意欲の十分な方、高卒レベル以上の英語基礎力をそなえ、文章を書くことが好きで、将来翻訳の仕事にたずさわりたいという希望をお持ちの方々を対象にしたクラスです。すでに英語を教えておられる方、英語を勉強中のご家族をお持ちの方は大歓迎です。
辞書の使い方の訓練から始め、少しずつレベルを上げてゆきます。参加者の年齢、経歴等により、英語・日本語の運用能力に差があると思われますので、最初は宿題の課題は比較的やさしいものと、少し難度の高いものから選択できるようにする予定です。読書量が多く、出来れば(翻訳にはリズム感が大切なので)音楽好きの方々の参加をお待ちしています。なお、本講座は文芸翻訳を中心にしたもので、特許翻訳・技術・産業翻訳などの専門分野に特化した内容には触れませんので、あらかじめご了承ください。

【講座スケジュール】
第1回 5月 7日(土) 通訳と翻訳の相違点とそれぞれの実例
第2回 5月14日(土) 辞書の効果的な使い方と実践
第3回 5月21日(土) 横浜開港以来の欧米文化輸入と急速な日本語の変化
第4回 5月28日(土) やさしい随筆の訳
第5回 6月 4日(土) やさしい短編小説の訳
第6回 6月11日(土) ニュース記事の訳
第7回 6月18日(土) 広告文の背景にある日英文化差とその訳のあり方
第8回 6月25日(土) 漫画やユーモア記事の背景理解と訳し方
第9回 7月 2日(土) 映画の字幕の訳し方/出版されている数種の翻訳の比較検討
第10回 7月 9日(土) 卒業制作の講評と今後の勉強の仕方

備考

【教材】
※教材はすべて、クラスの進行に合わせて毎回講師側でプリントを準備し、配布します。欠席等でもらい損ねた分は、事務局窓口でお受け取りください。10回分でかなりな分量の教材・資料を配布の予定ですので、この講座のためにA-4版のバインダーを一冊ご用意ください。なお、使い慣れた中型英和辞典(できるだけ新しいもの)を毎回持参してください。電子辞書でも可ですが、翻訳クラスには紙の辞書のほうが役立ちます。

講師陣

名前 河野 一郎
肩書き 東京外国語大学名誉教授、フェリス女学院大学名誉教授
プロフィール 1930年兵庫県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。GARIOA(Fulbright奨学生制度の前身)留学生としてCalifornia州立大学SanDiego校に留学、帰国後、神奈川大学専任講師として英語クラスを担当。その後一橋大学講師を経て、東京外国語大学で日本の大学としては初めての翻訳演習講座を開講。1961~2年には横浜SanDiego姉妹都市交換教授としてSanDiego州立大学で日米比較文化・文学を教える。1967年にも同大学の夏期講座で日本文学担当。専門は19世紀以降の英米文学とその翻訳。著・訳書には『英訳現代日本詩集』(研究社)、『翻訳上達法』(講談社現代新書)、『翻訳のおきて』(DHC)、E.ブロンテ『嵐が丘』(中央公論社)、『英米童謡集』『イギリス民話集』(以上、岩波書店)、アラン・シリトー『長距離走者の孤独』(新潮文庫)、『華麗なる門出』(集英社)など。
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