大学公開講座のセカンドアカデミー

【講座内容】
俳句を作ってみようとしている皆さんのための俳句入門講座です。いきなり結社(俳句グループ)に入るのは、ちょっと……でも、俳句には少なからず関心がある、という皆さん、是非、是非、俳句を一緒に楽しんでみませんか。毎学期、継続して開講していく講座です。井月(せいげつ)の俳句に注目しつつ「切字」「切れ」、そして季語を学んでいます。今期からの受講も可能です。

【特色】
幕末から明治初期の俳人井月に注目し、具体的な俳句作品を読んでいくことによって、「切字」「切れ」「季語」「取合せ」等、俳句作りの重要課題を確認したいと思います。講義と実作は、隔回で行います。
(参考書・『早引き俳句季語辞典』三省堂)

【講座スケジュール】
第1回 4月21日(木)
第2回 5月19日(木)
第3回 6月 2日(木)
第4回 6月16日(木)
第5回 7月 7日(木)
第6回 7月21日(木)
第7回 8月 4日(木)
第8回 8月18日(木)
第9回 9月 1日(木)
第10回 9月15日(木)

【教材】
※テキスト『井月句集』(岩波文庫)の購入(受講料には含まれません)については講座開始前にご案内します。

名前	復本 一郎
肩書き	神奈川大学名誉教授
プロフィール	1943年愛媛県宇和島市生まれ。1972年早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。1979年静岡大学人文学部助教授のち教授(1989年まで)。1989年神奈川大学経営学部教授(2009年まで)。専門は近世・近代俳論史。主要著書に『鬼貫句選・独ごと』『井月句集』(以上、岩波文庫)、『歌よみ人正岡子規――病ひに死なじ歌に死ぬとも』(岩波現代全書)、『俳句と川柳』『芭蕉の言葉』(以上、講談社学術文庫)など。神奈川大学全国高校生俳句大賞選考委員。「産経新聞」〈テーマ川柳〉選者。「神奈川新聞」〈俳壇〉選者。公益財団法人神奈川文学振興会評議員。「鬼」代表。