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講座詳細情報

申し込み締切日:2016-01-30 / 日本史:政治 / 学内講座コード:15B1613701

王朝貴族たちの政治感覚 財政破綻と国政改革の王朝時代

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
1月31日(日)、 2月 7日(日)、 2月14日(日)、 2月28日(日)、 3月 6日(日)、 3月13日(日)、 3月20日(日)、 3月27日(日)
講座回数
8回
時間
13:00~14:30
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
12,500円
定員
50
その他
11200(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
わが国が財政破綻を心配しなければならない状況に陥ったのは、何も今回が初めてのことではありません。例えば、今から千年以上も昔の十世紀において、当時の政府であった朝廷の財政は、ほとんど破綻に瀕していたのです。
しかし、王朝時代に朝廷を運営した貴族たちは、どうにか難局を脱したのでした。われわれ現代人は、王朝貴族に対して、「優柔不断」「現実逃避」などのレッテルを貼りがちですが、彼らは、現代の政治家たちよりもまともな政治感覚を持っていたのかもしれません。
この講座では、三善清行(みよしのきよゆき)という王朝時代の学者が政策提言として書いた『意見十二箇条(いけんじゅうにかじょう)』を読み解くことで、財政破綻の危機に瀕した王朝貴族たちの政府(朝廷)がどのように危機に対処しようとしていたのかを見ていきたいと思います。

【講座スケジュール】
第1回 1月31日(日) 王朝貴族の現状認識
第2回 2月 7日(日) 五穀豊穣と贅沢
第3回 2月14日(日) 口分田(くぶんでん)と学生(がくしょう)の食費
第4回 2月28日(日) 舞姫(まいひめ)の削減と裁判官の増員
第5回 3月 6日(日) 公務員給与と超法規的措置
第6回 3月13日(日) 免税特権と官職売買(かんしょくばいばい)
第7回 3月20日(日) エセ僧侶と不良兵士と港湾整備
第8回 3月27日(日) 改革の成否

講師陣

名前 繁田 信一
肩書き 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師
プロフィール 1968 年東京都生まれ。1991 年東北大学卒業。1993 年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003 年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP 研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。
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