講座詳細情報
申し込み締切日:2015-05-27 / 英語(初級) / 学内講座コード:15A1614201
藤原道長の日記を自分で読んでみる 寛弘元年冬の『御堂関白記』にじっくり取り組む
- 開催日
- 5月28日(木)、 6月 4日(木)、 6月11日(木)、 6月18日(木)、 6月25日(木)、 7月 2日(木)、 7月 9日(木)、 7月16日(木)、 7月23日(木)、 7月30日(木)
- 講座回数
- 10回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 15,000円
- 定員
- 30
- その他
- 13500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【講座内容】
あの藤原道長(ふじわらのみちなが)の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護(ひご)のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記(みどうかんぱくき)』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、先年、ユネスコの「世界記憶遺産」に登録されました。
そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についてはもちろん、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。
【講座スケジュール】
第1回 5月28日(木) 寛弘(かんこう)元年十月一日から九日まで
詳細:左大臣の仕事/白楽天(はくらくてん)への憧れ/夢見の悪い日/傷害事件発生/漢詩を賦(ふ)す道長
第2回 6月 4日(木) 十月十日から十八日まで
詳細:宮中の鍋(なべ)パーティー/宮中の射的(しゃてき)コンテスト/一条天皇の松尾社への行幸(ぎょうこう)
第3回 6月11日(木) 十月十九日から三十日まで
詳細:道長の牧場/一条天皇の平野社・北野社への行幸/穢(けがれ)/盛んな牛馬の贈答
第4回 6月18日(木) 十一月一日から十四日まで
詳細:再び宮中の鍋パーティー/漢学を愛する天皇/宮中のボヤ騒ぎ/京中の渇水/捨て子を拾う道長
第5回 6月25日(木) 十一月十五日から二十二日まで
詳細:五節舞姫(ごせちのまいひめ)の準備/新嘗祭(にいなめさい)/注目される少納言(しょうなごん)/「巌」「苔」の元服(げんぷく)
第6回 7月 2日(木) 十一月二十三日から二十九日まで
詳細:賀茂臨時祭/道長主催の漢詩の会/次女の出仕/宮中の漢詩の会
第7回 7月 9日(木) 十二月一日から十三日まで
詳細:日蝕(にっしょく)/陰陽師(おんみょうじ)安倍晴明(あべのせいめい)/一条天皇の発病/道長邸のバーベキュー
第8回 7月16日(木) 十二月十五日から十七日まで
詳細:才人藤原公任(きんとう)の辞表/写経する道長/陸奥国(むつのくに)の馬
第9回 7月23日(木) 十二月十八日から二十六日まで
詳細:一面の雪景色/「大盤振る舞い」の語源/物忌(ものいみ)/仏名会(ぶつみょうえ)/元服の儀
第10回 7月30日(木) 十二月二十七日から二十九日まで
詳細:道長に馬を献上する人々/次女の就職祝い/長男頼通の発病/花山(かざん)法皇との交際
あの藤原道長(ふじわらのみちなが)の日記を、原文のまま、ご自分で読んでみませんか。初めて挑戦する方でも、それほど王朝時代(平安時代の中頃)に馴染みのない方でも、だいたい大丈夫です。
藤原道長といえば、王朝時代の貴族社会を支配した権力者であるとともに、王朝時代に華麗な文化を花開かせたパトロンでもあります。かの『源氏物語』にしても、紫式部が藤原道長の手厚い庇護(ひご)のもとに完成させた物語なのです。
そんな藤原道長が、かなり長い期間に及ぶ日記を残しています。それは、現在、一般に『御堂関白記(みどうかんぱくき)』という名称で知られている漢文日記ですが、わが国の国宝であるうえに、先年、ユネスコの「世界記憶遺産」に登録されました。
そして、この『御堂関白記』を読むことは、それほど難しくはありません。本講座では、漢文の読み方についてはもちろん、王朝時代の社会や文化などについても、講師が初歩の初歩からしっかりとレクチャーしていきます。したがって、初めて挑戦する方でも問題ありません。
どうぞ、この機会に、他のみなさんや講師と一緒に、藤原道長の日記を読むことにチャレンジしてみてください。
【講座スケジュール】
第1回 5月28日(木) 寛弘(かんこう)元年十月一日から九日まで
詳細:左大臣の仕事/白楽天(はくらくてん)への憧れ/夢見の悪い日/傷害事件発生/漢詩を賦(ふ)す道長
第2回 6月 4日(木) 十月十日から十八日まで
詳細:宮中の鍋(なべ)パーティー/宮中の射的(しゃてき)コンテスト/一条天皇の松尾社への行幸(ぎょうこう)
第3回 6月11日(木) 十月十九日から三十日まで
詳細:道長の牧場/一条天皇の平野社・北野社への行幸/穢(けがれ)/盛んな牛馬の贈答
第4回 6月18日(木) 十一月一日から十四日まで
詳細:再び宮中の鍋パーティー/漢学を愛する天皇/宮中のボヤ騒ぎ/京中の渇水/捨て子を拾う道長
第5回 6月25日(木) 十一月十五日から二十二日まで
詳細:五節舞姫(ごせちのまいひめ)の準備/新嘗祭(にいなめさい)/注目される少納言(しょうなごん)/「巌」「苔」の元服(げんぷく)
第6回 7月 2日(木) 十一月二十三日から二十九日まで
詳細:賀茂臨時祭/道長主催の漢詩の会/次女の出仕/宮中の漢詩の会
第7回 7月 9日(木) 十二月一日から十三日まで
詳細:日蝕(にっしょく)/陰陽師(おんみょうじ)安倍晴明(あべのせいめい)/一条天皇の発病/道長邸のバーベキュー
第8回 7月16日(木) 十二月十五日から十七日まで
詳細:才人藤原公任(きんとう)の辞表/写経する道長/陸奥国(むつのくに)の馬
第9回 7月23日(木) 十二月十八日から二十六日まで
詳細:一面の雪景色/「大盤振る舞い」の語源/物忌(ものいみ)/仏名会(ぶつみょうえ)/元服の儀
第10回 7月30日(木) 十二月二十七日から二十九日まで
詳細:道長に馬を献上する人々/次女の就職祝い/長男頼通の発病/花山(かざん)法皇との交際
講師陣
名前 | 繁田 信一 |
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肩書き | 神奈川大学日本常民文化研究所特別研究員、神奈川大学外国語学部講師 |
プロフィール | 1968年東京都生まれ。1991年東北大学卒業。1993年東北大学大学院修了。修士(文学)。2003年神奈川大学大学院修了。博士(歴史民俗資料学)。著書に『天皇たちの孤独』『殴り合う貴族たち』『御堂関白記 藤原道長の日記』『御曹司たちの王朝時代』『庶民たちの平安京』(以上、角川学芸出版)、『王朝貴族の悪だくみ』(柏書房)、『かぐや姫の結婚』(PHP研究所)、『紫式部の父親たち』(笠間書院)、『王朝貴族のおまじない』(ビイング・ネット・プレス)、『陰陽師』(中央公論新社)、『陰陽師と貴族社会』『平安貴族と陰陽師』『呪いの都 平安京』『安倍晴明』(以上、吉川弘文館)など。 |