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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-10-21 / 日本史 / 学内講座コード:14B1610301

三種の神器 その歴史と背景

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月22日(水)、10月29日(水)、11月 5日(水)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
50
その他
4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
皇位の象徴として代々の天皇に受け継がれてきた八咫鏡(やたのかがみ)、草薙剣(くさなぎのつるぎ)(天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ))、坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)を三種の神器(じんぎ)といいます。『日本書紀』などには、天照大神(あまてらすおおみかみ)が孫の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の降臨に際して、これらの宝物を授けたことがみえます。但し、鏡と剣は後にそれぞれ伊勢神宮と熱田社(熱田神宮)に祀られたとあり、宮中に伝来した神器の起源に関しては、はっきりと説明されていません。『古語拾遺』では、崇神朝にこの神代から伝わった鏡・剣を模して作られたもの(模造品)を天皇の「護(まもり)の御璽(みしるし)」としたと書かれていますが、両者の関係については異説も多く、様々な角度から検討する必要があります。
本講座では、神話や記録、物語、思想書などを読み解きながら、三種の神器の実体やイメージの変遷について、皆さんと一緒に考えてみたいと思います。こうした文献が初めての方でも充分に理解できるよう、丁寧に解説しながら進めていきますので、是非ご参加ください。

【講座スケジュール】
第1回10月22日(水) 八坂瓊曲玉(やさかにのまがたま)――しるしのはこ
詳細:はじめに三種の神器の歴史を概観し、次に八坂瓊曲玉について検討します。
第2回10月29日(水) 八咫鏡(やたのかがみ)――神鏡の行方
詳細:内裏の温明殿(うんめいでん)に奉安されてきた神鏡を取り上げ、鏡と神体という問題を考えます。
第3回11月 5日(水) 草薙剣(くさなぎのつるぎ)(天叢雲剣(あまのむらくものつるぎ))――宝剣の喪失
詳細:壇ノ浦で安徳天皇と共に海に沈んだ宝剣と、熱田社の神体との関係を考察します。

講師陣

名前 平沢 卓也
肩書き 早稲田大学日本宗教文化研究所招聘研究員
プロフィール 1967年東京都生まれ。國學院大學卒業。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。専門は神道思想史。論文に「山王の受戒――中古天台における神祇観の一班」(『東洋の思想と宗教』22)、「〈和光同塵灌頂〉考」(伊藤聡編『中世神話と神祇・神道世界』竹林舎)、「変容する神仏関係――寛文・延宝期の伊勢神宮」『説話文学研究』49)などがある。
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