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講座詳細情報

申し込み締切日:2014-10-17 / 経営全般:スキル / 学内講座コード:14B1000101

近代産業社会の成立と日本企業の経営理念─産業化の歴史に観る日本企業の強みと弱み─ 歴史検証に裏付けられた日本経済の現状認識

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月31日(金)、11月 7日(金)、11月14日(金)、11月21日(金)、11月28日(金)
講座回数
5回
時間
19:00~21:00
講座区分
後期 
入学金
 - 
受講料
15,000円
定員
30
その他
12000(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
本講座では先ず、近代産業社会の成立の歴史に遡って、その世界的特徴をA.ガーシェンクロンの経済発展モデルを手がかりにしながら検討する。ここで、近代産業社会が実現されてゆく際に観られる国別の特徴と、産業化における後発性がもたらす共通した優位性が明らかになるであろう。この仮説に従って、日本および日本企業の発展における特徴を検証してゆく。次に、1970年代から1990年代にかけての日米経済競争に焦点を当てて、日本企業の強みと弱みを分析し、今後の検討課題を考えてゆく。さらに、具体的な優良企業とその創業者の事例を歴史的に検証し、日本企業の経営理念について考える。最後に、新しい企業モデルへの一般化をめざし、経済学の企業理論モデルを超える、個別企業の行動原理を説明できるモデルへと展開してゆく。

【特色】
アベノミクスの経済効果が現れはじめ、再び日本企業の本領が問われる今だからこそ、国家レベルの産業構造の歴史的検証と、個別企業の創業期に遡った検証とを複眼的に見つめながら、現実に即した企業モデルを創り上げようとする本講座の意義は大きいと自負している。すなわち、一方において世界的に見られる産業化過程における一般的特徴を確認しつつ、我が国における特性をその中から見出し、さらに個別企業の成立と発展がその時代背景の中で、いかなる創業者理念に基づいて事業活動を展開してきたかを検討するアプローチによってこそ、今後の企業社会のあるべき姿を論じ得る識見が修得できるものと確信している。

【講座スケジュール】
第1回10月31日(金) 近代産業化過程と日本の特徴
第2回11月 7日(金) 近代産業社会の特徴と企業組織
第3回11月14日(金) 日米逆転と日本企業の強み
第4回11月21日(金) 日米再逆転と日本企業の弱み
第5回11月28日(金) 事例研究から観る日本企業の経営理念

備考

【受講条件】
特になし

【教材】
小山和伸著『救国の戦略』展転社
※テキストの購入等(受講料には含まれません)については、講座開始前にご案内します。

講師陣

名前 小山 和伸
肩書き 神奈川大学経済学部教授
プロフィール 東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士(東京大学)。著書に『技術革新の戦略と組織行動』(白桃書房)、『救国の戦略』(展転社)、『リーダーシップの本質』(白桃書房)、『選択力』(主婦の友社、日本図書館協会選定図書)などがある。講師は、大学で経済・経営の教育研究に当たる傍ら、スカパーTV(チャンネル桜)で、報道キャスターを務めるなど、幅広い活躍を見せている。
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