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講座詳細情報

申し込み締切日:2013-10-16 / 日本史 / 学内講座コード:13B1610201

日本の神々
天照大神・八幡大菩薩・春日大明神

主催:神奈川大学神奈川大学 KUポートスクエア (みなとみらいキャンパス)(神奈川県)]
問合せ先:生涯学習エクステンション講座 TEL:045-682-5553
開催日
10月30日(水)、11月 6日(水)、11月13日(水)
講座回数
3回
時間
13:00~14:30
講座区分
数回もの 
入学金
 - 
受講料
5,000円
定員
50
その他
4500(※料金は、神奈川大学生・卒業生等および横浜市交流協議会加盟大学在学生に適用される料金です)
補足
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※この講座の申し込みは既に締め切りました。

講座詳細

【講座内容】
日本では中世から近世にかけて、三社託宣というものが普及しました。これは、天照大神、八幡大菩薩、春日大明神が下したとされる託宣をまとめたものです。とりわけ、天照大神を中心に三神の名称を書き、その下に託宣文を配した掛軸は、江戸時代になると一般庶民にまで広まり、床の間などに掛けて礼拝の対象とされました。この託宣は、正直、清浄、慈悲の三つの徳目を表しており、その道徳的な内容とわかりやすさが多くの人々に受け入れられたのです。また、天照大神は皇室の祖先神、八幡大菩薩は源氏の氏神で武士の守護神、春日大明神は藤原氏の氏神であり、各々皇室、武家、公家を象徴する存在として尊崇されてきました。
本講座では、この三社託宣を通して人々の信仰を集めた三神を取り上げ、日本人の神観念の変遷について検討してみたいと思います。関連する原文を読み進め、また美術作品なども参照しながら、その時代の雰囲気を味わいたいと考えています。こうした文献に初めて接する方にもわかりやすいよう、丁寧に解説しながら見ていきますので、是非ご参加ください。

【講座スケジュール】
第1回 10月30日(水)  天照大神―皇室の祖先神
 はじめに三社託宣の歴史を概観し、続いて天照大神と伊勢神宮に対する信仰について取り上げます。

第2回 11月 6日(水)  八幡大菩薩―武士の守護神
 九州の宇佐地方に起こった八幡信仰が、どのように武士の守護神として崇敬されるようになったのかをたどります。

第3回 11月13日(水)  春日大明神―藤原氏の氏神
 春日大明神に対する信仰の成立や神仏習合の様子、天照大神との関係などを検討します。

講師陣

名前 平沢 卓也
肩書き 早稲田大学日本宗教文化研究所招聘研究員
プロフィール 1967年東京生まれ。國學院大學卒業。早稲田大学大学院博士後期課程単位取得退学。専門は神道思想史。論文に「山王の受戒―中古天台における神祇観の一班―」(『東洋の思想と宗教』22)、「〈和光同塵灌頂〉考」(伊藤聡編『中世神話と神祇・神道世界』竹林舎)などがある。
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