講座詳細情報
申し込み締切日:2011-04-26 / 世界史
美女の歴史 ―ヨーロッパの国や時代を動かした美しい女性たち[5月開講]
- 開催日
- 5月10日~6月21日(火)
- 講座回数
- 全7回
- 時間
- 13:00~14:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 11,000円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【内容】
人類の歴史が始まってから現代まで、多くの美女が生まれ、歴史を彩ってきた。美人の条件は国や時代によって差異があり、さまざまな時代に、さまざまな国で、幾多の美女が生まれた。女性にたいする美意識は時代の流れや化粧や服装のファッションや思想の影響を受けて、その時代や国に相応しい美女が誕生する。しかし、ヨーロッパのキリスト教国では、美女に関するかぎり、どの時代にも共通する要素がある。美しくパワフルな女性たちはみな清らかで美しく、自由奔放、男性のセクシュアリティを鼓舞してやまない官能美を湛えている。西洋の美女の原点は、救い主キリストの母となった聖母マリアと、罪を負いながらイエスに出逢って悔悛した娼婦マグダラのマリア。聖書に登場し、人びとの信仰の中心となってきたこのふたりの女性こそ美女の基準なのだ。ヨーロッパ史をひもときながら、どのような美女が生まれ、歴史を動かしたのか。そのダイナミックな足取りを検証する。
人類の歴史が始まってから現代まで、多くの美女が生まれ、歴史を彩ってきた。美人の条件は国や時代によって差異があり、さまざまな時代に、さまざまな国で、幾多の美女が生まれた。女性にたいする美意識は時代の流れや化粧や服装のファッションや思想の影響を受けて、その時代や国に相応しい美女が誕生する。しかし、ヨーロッパのキリスト教国では、美女に関するかぎり、どの時代にも共通する要素がある。美しくパワフルな女性たちはみな清らかで美しく、自由奔放、男性のセクシュアリティを鼓舞してやまない官能美を湛えている。西洋の美女の原点は、救い主キリストの母となった聖母マリアと、罪を負いながらイエスに出逢って悔悛した娼婦マグダラのマリア。聖書に登場し、人びとの信仰の中心となってきたこのふたりの女性こそ美女の基準なのだ。ヨーロッパ史をひもときながら、どのような美女が生まれ、歴史を動かしたのか。そのダイナミックな足取りを検証する。
備考
詳しい講座日程は神奈川大学KUポートスクエアのホームページをご参照ください。
講師陣
名前 | 石井 美樹子 |
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肩書き | 神奈川大学外国語学部教授 |
プロフィール | 1974~78年英国ケンブリッジ大学大学院にて中世英文学を専攻。文学博士。その後ケンブリッジ大学東洋学部専任講師、静岡大学教授を経て現職。専門は中世・ルネサンスのイギリス文学・歴史。主要著書に『聖母のルネサンス』(岩波書店)、『エリザベス―華麗なる孤独』(中央公論新社)、『ヨーロッパの王妃』『ヨーロッパ 宮廷の愛人たち』『マリー・アントワネットの宮廷画家―ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの生涯』(以上、河出書房新社)ほか多数。 |