講座詳細情報
申し込み締切日:2011-08-03 / 日本史
正倉院宝物からみる奈良時代の刀剣・弓箭・甲冑 [7月開講]
- 開催日
- 7月28日~8月25日(木)
- 講座回数
- 全4回
- 時間
- 15:00~16:30
- 講座区分
- 前期
- 入学金
- -
- 受講料
- 6,500円
- 定員
- 50
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
【内容】
正倉院宝物の基礎は、天平勝宝8歳(756)に、光明皇太后が東大寺に献納した聖武天皇の遺愛品600点余で、うち400点は刀剣・弓箭・甲冑といった武具であった。もっともその武具は現在ほとんど残っていない。しかし、これとは別に、正倉院には200点以上の奈良時代の武具が現存する。また、光明皇太后献納時の目録である『国家珍宝帳』には、武具400点個々の詳細な特徴が記され、それと正倉院現存武具を合わせることで、奈良時代の武具の実態が鮮明に理解できる。本講座では、正倉院宝物と『国家珍宝帳』を中心に、他の史・資料も参照し、中世と比較しつつ、奈良時代の武具について考えたい。
正倉院宝物の基礎は、天平勝宝8歳(756)に、光明皇太后が東大寺に献納した聖武天皇の遺愛品600点余で、うち400点は刀剣・弓箭・甲冑といった武具であった。もっともその武具は現在ほとんど残っていない。しかし、これとは別に、正倉院には200点以上の奈良時代の武具が現存する。また、光明皇太后献納時の目録である『国家珍宝帳』には、武具400点個々の詳細な特徴が記され、それと正倉院現存武具を合わせることで、奈良時代の武具の実態が鮮明に理解できる。本講座では、正倉院宝物と『国家珍宝帳』を中心に、他の史・資料も参照し、中世と比較しつつ、奈良時代の武具について考えたい。
備考
詳しい講座日程は神奈川大学KUポートスクエアのホームページをご参照ください。
講師陣
名前 | 近藤 好和 |
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肩書き | 国際日本文化研究センター客員教授国立歴史民俗博物館客員教授 |
プロフィール | 1957年神奈川県生まれ。1987年國學院大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得。博士(文学・広島大学)。駒澤大学・國學院大学非常勤講師。著書に、『弓矢と刀剣』『中世的武具の成立と武士』『騎兵と歩兵の中世史』(以上、吉川弘文館)、『源義経』(ミネルヴァ書房)、『装束の日本史』『武具の日本史』(以上、平凡社新書)などがある。 |