講座詳細情報
申し込み締切日:2024-01-03 / 文学:日本史 / 学内講座コード:D230101
風土記からみる古代の出雲
- 開催日
- 01月15日(月)~02月12日(月)
- 講座回数
- 4回
- 時間
- 10:00~23:59
- 講座区分
- 後期
- 入学金
- -
- 受講料
- 4,000円
- 定員
- 800
- 補足
※この講座の申し込みは既に締め切りました。
講座詳細
天平5年(733)に成立した『出雲国風土記』は、全国で唯一ほぼ完全な形で伝来した古代の地誌です。
古代出雲というと、同時代に編纂された『古事記』『日本書紀』の神話・伝承が有名ですが、そのような中央の歴史書にはみえない地域の多様な歴史や社会像が『出雲国風土記』には記されています。
古代における出雲の社会がどのようなものであったのか。この講座では、神話と氏族を切り口として、近年の研究の進展を踏まえつつ分かりやすくお話していきます。
【スケジュール】
第01回 01月15日(月) 「風土記とは何か―風土記編纂の背景と『出雲国風土記』の特徴-」
第02回 01月22日(月) 「国引き神話と八束水臣津野命」
第03回 01月29日(月) 「佐太大神と加賀の潜戸」
第04回 02月05日(月) 「風土記からみた古代出雲の氏族と社会」
古代出雲というと、同時代に編纂された『古事記』『日本書紀』の神話・伝承が有名ですが、そのような中央の歴史書にはみえない地域の多様な歴史や社会像が『出雲国風土記』には記されています。
古代における出雲の社会がどのようなものであったのか。この講座では、神話と氏族を切り口として、近年の研究の進展を踏まえつつ分かりやすくお話していきます。
【スケジュール】
第01回 01月15日(月) 「風土記とは何か―風土記編纂の背景と『出雲国風土記』の特徴-」
第02回 01月22日(月) 「国引き神話と八束水臣津野命」
第03回 01月29日(月) 「佐太大神と加賀の潜戸」
第04回 02月05日(月) 「風土記からみた古代出雲の氏族と社会」
備考
【対象レベル】
入門
入門
講師陣
名前 | 佐藤 雄一 |
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肩書き | 文学部歴史学科日本史学専攻講師 |
プロフィール | 1981年熊本県生まれ。駒澤大学大学院博士後期課程単位取得退学。博士(歴史学)。専門は日本古代史。島根県教育庁を経て、現職。著書・論文として『古代信濃の氏族と信仰』(吉川弘文館、2021年)、『古代風土記の事典』(東京堂出版、2018年、共著)「出雲国風土記と出雲の神々」(『しまねの古代文化』第26号、島根県古代文化センター、2019年)など。 |
名前 | 舟久保大輔 |
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肩書き | 文学部歴史学科日本史学専攻非常勤講師 |
プロフィール | 1989年北海道生まれ。駒澤大学大学院博士後期課程修了。博士(歴史学)。専門は日本古代史。東京大学史料編纂所研究支援員を経て、現在、駒澤大学文学部歴史学科非常勤講師。著書・論文として『古代風土記の事典』(東京堂出版、2018年、共著)、『入門 日本書紀事典』(東京堂出版、2021年、共著)、「『風土記』における国譲り・天孫降臨神話」(『地方史研究』71、2021年)、「国引き神話の特性とヤツカミズオミズヌ命 :-『古事記』・『日本書紀』と『出雲国風土記』の比較を通してー」(『出雲古代史研究』28、2018年)など。 |
名前 | 鈴木織恵 |
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肩書き | 淑徳大学准教授、駒澤大学文学部歴史学科日本史学専攻非常勤講師 |
プロフィール | 1973年宮城県生まれ。駒澤大学大学院博士後期課程単位取得退学。専門は日本古代史。神々の国しまね実行委員会学芸専門員を経て、2014年より淑徳大学人文学部准教授。著書・論文として『古代風土記の事典』(東京堂出版、2018年、共著)、「日本書紀を彩る女性たち」他(瀧音能之監修『入門 日本書紀辞典』東京堂出版、2021年)、「景行天皇」(『別冊太陽 風土記―古代の日本をひらく―』平凡社、2018年)「 日本古代の「適后」-スセリビメの婚姻譚を中心に-」(『古代文化研究』第25号、島根県古代文化センター、2017年)、など。 |